小松原・コレト組、攻めのフリーダンス 「五輪プレシーズンで勝ちにいくために」

[ 2020年9月13日 16:03 ]

フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス最終日 ( 2020年9月13日    KOSE新横浜スケートセンター )

フィギュアスケート「ドリーム・オン・アイス」でフリーダンスを披露する小松原美里、ティム・コレト組(代表撮影)
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 アイスダンスで全日本選手権2連覇中の小松原美里(28=倉敷FSC)、コレト・ティム(29=米国)組が、フリーダンス「Une Histoire D’amour」の短縮版をお披露目した。ゆったりとした曲調に合わせ、奥ゆかしさのある演技を見せた。

 2季前の曲を作り直して挑む今季のフリーダンス。小松原は「昨年のフリーダンスは私たちの中では挑戦のシーズンで速い曲を使っていた。今年は(22年北京)五輪のプレシーズンということで得意なジャンルの長く滑れるプログラムを勝ちにいくために持ってきた」と理由を明かした。コレトも「今からパフォーマンスがしやすいプログラムを選んだ。(滑って)気持ちよかった」と語った。

 アイスダンスの競技者も増え、小松原は「自分たちの糧になる。とてもうれしい」とモチベーションに変えている。だからこそ、さらなる高みを目指し続ける。「もっとできた、と終わった後に2人でしゃべった。反省を修正して、次の大会に臨みたい」と小松原。コレトも「試合感覚で滑れて、とてもうれしくて光栄。いい演技を見せたい」と成長を誓った。

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