第1セットを落としての全米制覇は26年ぶり 1―6からの逆転優勝は大坂が史上3人目

[ 2020年9月13日 09:04 ]

優勝が決まったあとコートに倒れ込んだ大坂(AP)
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 テニスの全米女子オープン決勝で第1セットを落としながら優勝したのは、1994年にアランチャ・サンチェスビカリオ(スペイン)がシュテフィ・グラフ(ドイツ)に1―6、7―6、6―4で勝って以来、実に26年ぶり。そのグラフも1989年の決勝で、マルティナ・ナブララチロワ(米国)に対し、第1セットで3―6と苦しみながらも第2セットを7―5、第3セットを6―1として逆転勝ちを収めている。

 1897年に始まった全米選手権を含め、全米オープンの女子決勝(オープン化は1968年から)でフルセットとなったケース(5セット制時代も含む)は過去41回あるが、第1セットを落として勝ったのは20回。ただし第1セットで1ゲームしか取れなかった選手の逆転は、長い歴史の中で1981年のトレーシー・オースチン(米国=ナブラチロワに1―6、7―6、7―6)とサンチェスビカリオ、そして今回の大坂なおみ(22=日清食品)の3人しかいない。

 敗れたビクトリア・アゼレンカ(31=ベラルーシ)は2012年と13年に全豪オープンで優勝しているが、同じ年の2回の全米オープンではいずれも決勝でセリーナ・ウィリアムズ(38=米国)の前にフルセットの末に敗退。今大会ではその宿敵を準決勝で退けて決勝に勝ち上がったが、「3度目の正直があると思っていたけれどだめだった。また挑戦しなくてはいけない」とまたしてもフルセットで涙を飲んだ。

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