大坂、全米2度目Vまでの苦闘 世界ランク1位の重圧、2度のコーチ交代…激動の日々乗り越え復活

[ 2020年9月13日 08:08 ]

テニス全米オープン第13日 ( 2020年9月12日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

全米オープン女子シングルス決勝で、2014年に射殺された黒人の少年、タミル・ライスさんの名前がプリントされたマスクをつけて入場した大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス決勝で世界ランキング9位の第4シード、大坂なおみ(22=日清食品)は元世界1位で同27位のビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)に1―6、6―3、6―3で逆転勝ちし、2年ぶりの優勝を果たした。試合時間は1時間53分。18年全米、19年全豪に続く、4大大会3勝目を挙げ、優勝賞金300万ドル(約3億1800万円)を手にした。19年全豪に世界ランキング1位に就いたが、その後は重圧もあり苦戦。2度のコーチ交代など激動の日々を乗り越えて復活を果たした。

 ▼19年1月26日 全豪オープン決勝でクビトバ(チェコ)を破って優勝。18年全米に続く4大大会連覇。
 ▼同28日 世界ランキング1位に就く。シングルスでアジア選手の1位は男女を通じて初の快挙。
 ▼同2月11日 サーシャ・バイン氏とのコーチ関係を解消したことを発表。
 ▼同28日 V・ウィリアムズの元ヒッティング・パートナーのジャーメイン・ジェンキンス氏を新コーチに迎えると発表。
 ▼同3月 ジュニア時代のコーチに獲得賞金の20%を求める訴訟を起こされる。
 ▼同6月1日 全仏オープン3回戦敗退。
 ▼同24日 世界ランク1位から陥落。
 ▼同7月1日 ウインブルドン選手権で初戦敗退。試合後の会見を「もう泣きそう」と途中で切り上げた。
 ▼同9月2日 全米オープンで4回戦敗退して連覇を逃した。
 ▼同12日 ジェンキンス氏とのコーチ契約解消。年内は父・フランソワ氏が暫定コーチを務めることを発表。
 ▼同22日 東レ・パンパシフィックオープンで初優勝。
 ▼同30日 ジュニア時代のコーチの訴えが棄却される。
 ▼同10月6日 中国オープンで優勝。ツアー5勝目を挙げる。
 ▼同12月15日 フィセッテ氏のコーチ就任を発表。
 ▼20年1月24日 全豪オープン3回戦で15歳のガウフにストレート負け。
 ▼同26日 親交の深かったNBAの元スーパースター、コービー・ブライアント氏がヘリコプター墜落事故で死亡。
 ▼同2月7日 女子国別対抗戦フェド杯予選スペイン戦で世界78位の格下にストレートで敗れて号泣。
 ▼同3月16日 女子ツアーを統括するWTAがコロナ禍によるツアー中断を発表。
 ▼同6月 ミネソタ州ミネアポリスやカリフォルニア州ロサンゼルスで人種差別に抗議するデモに参加。
 ▼同7月1日 中村豊氏の専属トレーナー就任を発表。
 ▼同8月26日 人種差別に抗議を示すためウエスタン・アンド・サザン・オープン準決勝の棄権を表明。
 ▼同27日 主催者側が大坂の抗議に賛同して大会を1日中断したことを受け、ボイコットを撤回。
 ▼同29日 左太腿負傷でウエスタン・アンド・サザン・オープン決勝を棄権。
 ▼同9月12日 全米オープンで2年ぶりの優勝。

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