国枝 5年ぶり全米制覇王手 コロナ禍で苦闘、プレーできる喜び胸に逆転

[ 2020年9月13日 05:30 ]

全米オープン第12日 ( 2020年9月11日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

車いすの部男子シングルスで決勝進出を決めた国枝(主催者提供・共同)
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 車いすの部は、シングルス準決勝で男子の第1シード国枝慎吾(36=ユニクロ)がヨアキム・ジェラール(ベルギー)に4―6、6―1、6―3で逆転勝ちし、2年ぶりの決勝に進んだ。女子は第2シードの上地結衣(26=三井住友銀行)が6―2、6―1でアンヘリカ・ベルナル(コロンビア)を下し、4年連続の決勝進出となった。

 第1セットを落とした国枝は、トイレ休憩を取って頭を切り替えた。「1セット目を取られて腹が据わった。ボールに勢いをつけていこう」と積極性を取り戻したことが奏功し、得意のフォアハンドからのショットを軸に逆転勝利を収めた。

 1~2月の全豪オープンで優勝し幸先よく今季をスタートしたが、3月に米国での大会に参加中、新型コロナウイルスによる中止を告げられて急きょ帰国。実戦を通して課題を見つける国枝にとって試合がなくなり「何が必要なのか明確にならないまま練習していた。難しかった」とこぼした。それだけに、全米でプレーできる喜びは格別。決勝では昨年の大会で敗れ、全豪では雪辱したヒューエット(英国)との再戦。5年ぶりの全米の頂点へ「激しい決勝になる」と覚悟を口にした。

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