「やるべきことはラグビー」明大箸本主将 厳格ルールも遵守徹底

[ 2020年9月13日 19:25 ]

<明大・慶大>前半、スクラムの前にチームメートとコミュニケーションを取る明大の箸本龍雅主将(青ジャージ右端)
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 関東大学ラグビー対抗戦での2連覇と2季ぶりの大学日本一奪回を目指す明大が13日、東京都世田谷区の自校グラウンドで慶大と30分ハーフの練習試合を行い、33―26(前半14―12)で勝った。明大は来週にも練習試合を一つはさみ、10月4日の開幕・立大戦を迎える予定。

 コロナ禍の影響で、今年度の実戦は先週に続き今回が2戦目。マッチメークの狙い通り、相手の激しいディフェンスに手間取り先制トライを許したが、その後は多彩な攻撃で逆転。昨年度までのロックからNo・8に転向した箸本龍雅主将(4年)は「慶応さんの激しいプレッシャーの中で、攻撃ではできた部分、できなかった部分があったが、課題を得たのは収穫。内容的に良くない部分はあったが、これからの成長に向けては良かった」と振り返った。

 チームは7月中旬に全体練習を再開した。もっとも、3月以降も部員はグラウンドに隣接する寮に残り、オンライン授業と個人練習の日々を過ごしたという。4月には全体練習再開に向けて、寮のある八幡山エリアを出ない、公共交通機関を使わない、などの自主ルールを策定。部員から1人でも新型コロナウイルス感染者が出れば、活動は完全に止まり、後戻りはできない。「やるべきことはラグビー。自分たちが練習をできるよう、我慢すべきところはする」と箸本が部員に呼びかけ、現在も遵守を徹底しているという。

 例年なら春シーズンや夏の合宿期を合わせ、20試合以上を経て対抗戦の開幕を迎えるが、今年はわずか3試合のみでシーズンインとなる。他校の試合映像もなく、「自分たちにベクトルを向けてやるしかない。試合を重ねてチームを作っていく」と箸本。就任3年目の田中澄憲監督からも「失敗を恐れずにチャレンジしていこう」と伝えられているという。

 箸本個人としては昨年度の大学シーズン終了後に、サンウルブズのトレーニングスコッドとして練習に参加。「こういうレベルもあるんだな、ということがたくさんあった」と大いに刺激を受け、その後のウエートトレーニングでのモチベーションにつながっているという。将来的には日本代表入りも期待される21歳。「No・8の勉強をしていきたい」とシーズンでの活躍を誓った。

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