高校ラグビー、鳥取で1試合もせず代表決定 若新雄純氏「仕組みを見直した方がおもしろさも変わると」

[ 2022年11月11日 18:28 ]

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 慶大特任准教授の若新雄純氏が11日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、第102回全国高校ラグビー大会の鳥取県予選で、1試合も戦わずして代表校が選出されたことについてコメントした。

 同県の予選には今回、倉吉東、倉吉総合産、米子工の3校がエントリー。しかし、6日に1回戦を戦うはずだった倉吉総合産-米子工がともに試合実施に必要な選手15人をそろえられず、参考試合として12人制で試合を行った。この段階で、倉吉東の県代表が決定した。

 その後、両校の合同チームと倉吉東が試合をする予定だったが、合同チーム側に負傷者が出たため中止に。15人以上の選手がいる倉吉東は、1試合も戦わずに代表校に決まっていた。

 若新氏は「僕の地元の福井も、高校ラグビー部が2校しかなくて、勝った方が花園に行くという(ことがあった)」と語った。少子化などのため、大人数が必要な団体競技などは部員がそろわないケースが、さまざまな競技や自治体であるという。若新氏は「全国大会とか地区予選、トーナメントみたいな仕組みを見直した方が、スポーツのおもしろさも変わってくると思いますけどね」と、仕組みの見直しを提案した。

 大会は12月27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。

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