純烈・小田井涼平 “恩人”小林幸子からの手紙&プレゼントに涙の感謝「めっちゃうれしい」

[ 2022年11月11日 14:36 ]

「純烈」の小田井涼平
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 人気歌謡グループ「純烈」が、10日放送のTBS系「櫻井・有吉 THE夜会」(木曜後10・00)にゲスト出演し、小田井涼平(51)が恩人からの手紙に涙する場面があった。

 今年いっぱいでグループでの活動にピリオドを打つ小田井に、番組を通じてサプライズが。ハットとサングラスのプレゼントに、手紙までしたためてくれたのは、歌手・小林幸子だった。

 リーダーの酒井一圭は、「小田井さんの頭のサイズが分からないから、(帽子が)もし合わなかったり、入らなかったらってことで、サングラスも用意して下さって」と、小林の心配りぶりを伝えた。

 添えられた手紙は、小林の直筆。その達筆ぶりに、出演者たちから驚きの声が上がった。手紙には「純烈ご卒業おめでとうございます ずっと前から小田井ちゃんの生き方を聞いていたので驚かなかったけど…でも…ちょっぴり淋しいナ!!」と、小林の率直な思いがつづられていた。

 プレゼントのサングラスは、これからロケのリポーターなどに活動の幅を広げたいという小田井の活躍を願ってのものだった。「これからロケの仕事が増えるとか…サングラスを選びました。使って下さいネ!」の言葉が添えられた。

 手紙は「小田井涼平さんのこれからスタートする芸能生活にいつまでも幸あれ!」と、力強いエールで締めくくられていた。温かい言葉に、小田井はたまらず涙をぬぐい、「めっちゃうれしい」と拍手を送った。

 小林はグループが18年にNHK紅白歌合戦に初出場した後、純烈にミュージックビデオ(MV)への出演を打診していた。しかしその直後、純烈に当時のメンバーの女性スキャンダルが発覚し、脱退。残る4人が謝罪会見を開いていた。

 小田井は「脱退に至る経緯の途中で、幸子さんが声掛けて下さったタイミングが、4人の記者会見の前だったんです。僕らも表に立つ前だった」と説明した。世間がどんな反応を示すか、さらに今後のグループの行く末も不透明な状況。「そんな状態で、会見の結果次第という言い方はおかしいですけど、世の中が僕たちをどういうふうに見るかまだ分からない時だから、我々は幸子さんのMVに出ることで幸子さんに迷惑をかける可能性が残っていた」と打ち明けた。

 しかし、小林は「これは辞めたメンバーの問題であって、あなたたちの問題じゃないから、あなたたちが頑張ってくれるんであれば、私はいいからおいで」と、メンバーをむしろ激励してくれたという。小田井は「それが…すごいなと思って」と、小林の心の広さに感激したことを明かした。

 小田井の話を聞いたMCの有吉弘行は「私、有吉の方からもどうもありがとうございます」と、なぜか小林にカメラを通して感謝の言葉を口にした。「嵐」の櫻井翔が「何の?何のですか?」と不思議がると、有吉は「僕も何かもらえるかもしれない」と答え、しんみりムードを笑いに変えていた。

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2022年11月11日のニュース