小澤征悦 葉梨法相“死刑はんこだけ”発言の流れに疑問「本当は謝罪も撤回もする気はないんじゃないか」

[ 2022年11月11日 10:22 ]

小澤征悦
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 俳優の小澤征悦(48)が11日放送の日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。葉梨康弘法相(衆院茨城3区選出)の失言について言及した。

 葉梨氏は9日、都内の会合で「法務大臣になりまして3月(みつき)になるんですけれども、だいたい法務大臣というのは朝、死刑のはんこを押しまして、昼ニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と述べ、さらに「今回は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題に抱きつかれてしまいました。ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命その解決に取り組まなければいけないということで、まぁ私の顔もいくらかテレビでですね、出るようになった」とも語った。これをめぐり、与野党から批判の声が上がり、葉梨氏は10日、自身の発言を謝罪した。8月の初入閣後、死刑は執行されていない。

 この問題に、小澤は「気になるのは謝罪して撤回された。謝罪して撤回すれば何を言ってもいいのかなと」と疑問。「これを子どもが見ていて、子どもが何か悪いことを言った場合に、謝罪して撤回すれば許されるんでしょ?って思っちゃうんじゃないか。人としてね」と首をひねった。

 「(葉梨氏は)最初は謝罪、撤回はしないと言って、その2時間後に謝罪撤回された。周りから何かを言われて方針転換をした。ということはご本人は、本当は謝罪も撤回もする気はないんじゃないかとも思ってしまう、っていうところはすごく気になる」とし、「もちろん、死刑のはんこって、そんな重たい言葉を軽々しく言うことも良くないとは思うけど」と続けた。

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