加藤茶 ラスベガス豪遊で盗んだ世界的ショーの極意「まねしたものはずいぶんありますよ」

[ 2022年11月11日 23:10 ]

加藤茶(右)と綾菜夫人
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 「ザ・ドリフターズ」の加藤茶(79)が、11日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(後8・57)にゲスト出演し、ドリフの国民的バラエティー番組「8時だョ!全員集合」の裏話を披露した。

 番組は1969年にスタート。85年に終了するまで、土曜の夜のお茶の間を笑いに包んだ。人気絶頂時代に稼いだ金の行方を聞かれた加藤は、「無駄に使ったね」と告白。「銀座に落とした金がすごく多いよね。それとラスベガスのカジノに行って。ホテルの方からジェットで迎えに来るんですよ。ロスまで行くと、ロスの空港まで迎えに来てくれる。それでプライベートジェットに乗ってラスベガスまで行って、裏からそーっと入って」と、セレブらしい遊びを楽しんだことを明かした。

 一方で、「世界的なショーをずいぶん見たよね。『全員集合』の中で、ショーを見てまねしたものはずいぶんありますよ」とも。「『全員集合』も16年やると、ネタが尽きてくるんだよ。何か盗めることはないかなと。それを見て、そこからヒントをもらったりして」とも話した。

 あるショーでは、天井から水が雨のように流れ落ちるステージがあったという。水はあるタイミングでピタリと止み、その後は1滴もこぼれ落ちないという演出に、加藤は感動。現地のスタッフに仕掛けを尋ねたという。「教えてくれって言ったら、金払えって言われた。いくらか聞いたら、4000万って。“その仕掛けで俺たちは食ってるんだから、簡単に教えるわけにはいかない”って」。加藤は「全員集合」で再現したみたが、どうしても水滴が垂れてしまい、思うようにいかなかったことを悔やんでいた。

 「全員集合」といえば、一軒家のセットがまたたく間に崩れ落ちるなど、今では考えられない大がかりな仕掛けが名物だった。加藤は当時の美術スタッフに敬意を込め、あるエピソードを披露。「セットを建てるのに、前の晩から一晩中(作業を)やってるんですよね。それで俺たちが入って、“あれ、イメージと違うな。悪い、ここからこっち、なくしてもらっていい?”って言って、やってくれましたからね」と、感謝を口にした。

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2022年11月11日のニュース