“ガーシー砲”で突発性難聴発症 24歳YouTuber決意「私のことをかわいそうと言う人もいるけど」

[ 2022年11月11日 09:56 ]

きりたんぽ公式インスタグラム(kiritampopopo)から

 今年8月に突発性難聴発症を報告し活動を休止していた登録者数135万人の人気ユーチューバー・きりたんぽ(24)が、10日夜に動画を更新。今後の活動について語った。

 きりたんぽを巡っては今年8月、「ガーシー」として知られるNHK党の参院議員・東谷義和氏に、ユーチューバーとの“キス動画”を投稿された。「4年以上前のもの」と説明したが、これが誹謗(ひぼう)中傷に発展し、殺害予告などの過激なDMが多く届いた。ストレスから突発性難聴を発症し、活動休止を発表。その後、3カ月が経った10月26日に動画を更新し、誹謗(ひぼう)中傷に対し「法的措置をしっかりととっていきます」と報告した。

 この日は今後の活動について思いを告白。ファンから届いた応援の声に対し「私のことを“かわいそう”って慰める人もいるけど、こんなに愛情いっぱいのたくさんのコメントをもらって、私は幸せ者です」と感謝。「私は今まで、みんなが1日の終わりにくすっと笑ってくれるような動画を撮りたいと思っていたんです。みんな、いろんな環境で毎日頑張って、一生懸命生きてるからこそ、イラっとしたり落ち込んだり、悲しかったり辛かったりする。だから、そんな1日の終わりに、私のアホみたいな動画を見てまたこいつへんなことやってるよって、くすっと笑えて気分転換してもらえたらうれしいなと思って動画を撮ってきました。だから楽しい動画が撮れないと意味がないと思って休止しました」と活動休止した理由を打ち明けた。

 休止期間中、SNSを一切見なかったというきりたんぽを心配したスタッフが、ファンから届いた声をまとめて届けたという。それを見たきりたんぽは大号泣。「凍ってしまった心を、みんなのコメントが溶かしてくれた。感情の起伏が一時期なくなっていて、みんなのコメントで感情がぶわってなって、ワーワー泣いたの。この時の感情は、24年間生きてきて初めてでした」という。

 きりたんぽは続けて「今回のことで気づけたこと、学んだこともたくさんあるし、悩みや苦しみを題材にすることで、みんながコメントで共有して話してもらえたらとても価値のあるものになるんじゃないかなと思った。共感して1人じゃないんだと思ったり、誰かの役に立てたらそれは素敵なことじゃない?今までは“絶対、笑顔で撮らなきゃいけない”って思っていたけど、これからはかっこつけず、ダメな自分のときもそのままの私を見てもらえたらと思います」と動画のスタイルを変えていくと報告。「つらいこと、苦しいこともたくさんあるけど、みんなと出会えたから、YouTuberでほんとによかったなと思います。ふつつかものですが、これからもよろしくお願いします」と呼びかけた。

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