カズレーザー 葉梨法相“死刑はんこだけ”発言に「なんで軽々しく言っちゃうんだろうなって」

[ 2022年11月11日 09:18 ]

「メイプル超合金」のカズレーザー
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 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(38)が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。葉梨康弘法相(衆院茨城3区選出)の失言について言及した。

 葉梨氏は9日、都内の会合で「法務大臣になりまして3月(みつき)になるんですけれども、だいたい法務大臣というのは朝、死刑のはんこを押しまして、昼ニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と述べ、さらに「今回は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題に抱きつかれてしまいました。ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命その解決に取り組まなければいけないということで、まぁ私の顔もいくらかテレビでですね、出るようになった」とも語った。これをめぐり、与野党から批判の声が上がり、葉梨氏は10日、自身の発言を謝罪した。8月の初入閣後、死刑は執行されていない。

 番組では、葉梨氏の会合での3分44秒の発言をノーカットで放送。葉梨氏は「発言の切り取り」と主張しているが、カズレーザーは「どういう真意があったかっていうのは、われわれはかりようがないと思うんですけど、閣僚である以上は一部が切り取られるということは、ままあることなんだからという発言があったようなんですが、ということは切り取られるリスクというのはある程度は認識した上での発言だと思う」と指摘。

 そのうえで「そうなると、この発言を特に切り取られても問題はないだろうっていう認識だったんだろうなってなってしまいますね。それはリスク管理できてないんじゃないのって。そのうえで切り取られたら“切り取りだったんだ”って言い方はフェアじゃないというか、そもそも発言って基本的に切り取られるもんなんで」と持論を展開。

 「そういう世の中なので、そうだと分かった上で発言するべきだと思うし、そういう社会に追いつけないのであれば、それをフォローする、アドバイスする、発言する前に“いや、それはリスクがありますね”って誰かいう人を隣に置けばいいだけなので。なんで軽々しく言っちゃうんだろうなって思います。年齢的に現代の感覚に追いつかないというのは絶対にあるとは思うので、それはもう周りがそこはアテンドしましょうと言えばいいだけだとは思います」と自身の考えを話した。

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2022年11月11日のニュース