フジ解説委員・風間晋氏 葉梨法相“死刑はんこだけ”発言に「釈明のしようがないから切り取りって…」

[ 2022年11月11日 08:57 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が11日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。葉梨康弘法相(衆院茨城3区選出)の失言について言及した。

 葉梨氏は9日、都内の会合で「法務大臣になりまして3月(みつき)になるんですけれども、だいたい法務大臣というのは朝、死刑のはんこを押しまして、昼ニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と述べ、さらに「今回は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題に抱きつかれてしまいました。ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命その解決に取り組まなければいけないということで、まぁ私の顔もいくらかテレビでですね、出るようになった」とも語った。これをめぐり、与野党から批判の声が上がり、葉梨氏は10日、自身の発言を謝罪した。8月の初入閣後、死刑は執行されていない。

 番組では、葉梨氏の会合での3分44秒の発言をノーカットで放送。風間氏は「VTRにも出てきましたけれども、今まで同じような話を2回されているわけじゃないですか。少なくとも2回されているということは、僕はこれはネタとして使っていたんだろうと推察されて当然かなと思うんですよね。特にあいさつの冒頭でこの話を持ち出していますから、いわゆるつかみネタ。そういうふうに思われてもしようがないという意味においては、この切り取りっていうのは、こういうふうにしか釈明のしようがないから切り取り切り取りって連発されているのかなって思います」と自身の見解を述べた。

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2022年11月11日のニュース