田崎史郎氏　“死刑はんこだけ”発言の葉梨法相、人柄は「非常に堅実な方で、法律に非常に詳しい方」

東京・台場のフジテレビ社屋
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　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。葉梨康弘法相（衆院茨城3区選出）の失言について言及した。

　葉梨氏は9日、都内の会合で「法務大臣になりまして3月（みつき）になるんですけれども、だいたい法務大臣というのは朝、死刑のはんこを押しまして、昼ニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と述べ、さらに「今回は、旧統一教会（世界平和統一家庭連合）の問題に抱きつかれてしまいました。ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命その解決に取り組まなければいけないということで、まぁ私の顔もいくらかテレビでですね、出るようになった」とも語った。これをめぐり、与野党から批判の声が上がり、葉梨氏は10日、自身の発言を謝罪した。8月の初入閣後、死刑は執行されていない。

　田崎氏は、葉梨氏に人柄について聞かれ「非常に堅実な方で、法律に非常に詳しい方。法律の問題で何か質問する時は、自民党を代表して質問するケースが多かったですね。一方で、葉梨さんは大臣就任前に法務副大臣を2回やって、さらに農林水産副大臣もやっているんです。副大臣というのは通常2回なんですよ、自民党議員の場合。それで3回もやっているというのは、自分から求められたのかなという感じもします」と話した。