鈴木円香氏 “死刑はんこだけ”発言の葉梨法相に「元警察官僚…死刑は慎重なプロセスを経ているのに」

[ 2022年11月11日 11:04 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 ニュースメディア「ウートピ」編集長の鈴木円香氏が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。葉梨康弘法相(衆院茨城3区選出)の失言について言及した。

 葉梨氏は9日、都内の会合で「法務大臣になりまして3月(みつき)になるんですけれども、だいたい法務大臣というのは朝、死刑のはんこを押しまして、昼ニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と述べ、さらに「今回は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題に抱きつかれてしまいました。ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命その解決に取り組まなければいけないということで、まぁ私の顔もいくらかテレビでですね、出るようになった」とも語った。これをめぐり、与野党から批判の声が上がり、葉梨氏は10日、自身の発言を謝罪した。8月の初入閣後、死刑は執行されていない。

 MCの谷原章介が「葉梨さんは東大法学部を出られて警察庁に入庁をされて、なおかつ法務副大臣を務めてるのにこの発言。どう思われますか?」と聞くと、鈴木氏は「もともと警察官僚ということなので死刑という決断が下されるまでに最初の容疑者探しから始まり、非常に気の遠くなるような慎重なプロセスを経てそういうことになっているわけなので、それに対して最後に…おっしゃってますよね、そういうこと(はんこを押す)“だけ”とおっしゃってますよね。だからそういう軽い発言が出るっていうのは非常に不可解だなっていうのと、そこは本当にどうしてそこまで知り尽くしている人が、こういう発言をしてしまったのかなというのは本当に不思議に思いますね」と自身の見解を述べた。

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2022年11月11日のニュース