NiziUで“延命”　「スッキリ」3年前に番組終了の話進むもオーディションが目玉に

日本テレビ
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　日本テレビの平日朝の情報番組「スッキリ」（月～金曜前8・00）が来年3月末で終了することが10日、分かった。2006年のスタートから17年で歴史に幕を下ろす。長く同局の朝を支えてきたが、近年は視聴率が低下していた。

　スッキリは3年ほど前に打ち切りの方向で話が進み、ドラマを放送する計画も持ち上がっていた。しかし、それが延命となったのは女性グループ「NiziU」のおかげだったという。

　同番組は20年1月から定期的に、NiziUのメンバーを決めるオーディション企画「Nizi　Project」を特集。関係者は「コロナ下のステイホーム中、普段はスッキリを見ない中高生の視聴者が増え、視聴率も盛り返した。これで番組継続となった」と明かした。スッキリはこれによって、オーディションを放送した日本テレビ系の有料動画配信サービス「Hulu」の会員数増加にも貢献。その後もボーイズグループ「BE:FIRST」の誕生企画などを続け、オーディションの放送は同番組の目玉となっていた。