明石市・泉房穂市長、首相秘書官に長男翔太郎氏就任に「自分の子どもだけを大切に、と言ったつもりは…」

[ 2022年10月5日 22:54 ]

泉房穂・明石市長(21年6月撮影)
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 兵庫県明石市の泉房穂市長(59)が5日、自身のツイッターを更新。政府が4日、岸田文雄首相の秘書官に、長男の翔太郎氏(31)を起用する人事を発表したことに言及した。

 4日付で、筆頭格の嶋田隆秘書官とともに政務担当になった。山本高義秘書官は辞職し、岸田事務所に政策秘書として復帰する。首相周辺によると「人事の活性化と、官邸と事務所の意思疎通の強化を図るため」としている。松野博一官房長官は記者会見で「本人の人格、識見を踏まえ、適材適所の考え方で判断した」と述べた。翔太郎氏は三井物産を経て、20年3月から岸田事務所で秘書を務めた。

 泉市長は、この件について「『子どもを大切にしてほしい』と岸田総理に何度もお願いをしてきた。『決断と実行を』と強く迫りもした。その結果がこれ。岸田総理は『政治経験も行政経験もない31歳の長男を要職の政務秘書官にすること』を決断し実行した。自分の子どもだけを大切に、と言ったつもりはなかったんですが・・・」とツイートした。

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2022年10月5日のニュース