松重豊 普段は“五郎さん”とは違い…腹八分目「食べる楽しみを奪われたら、何のために生きているか」

[ 2022年10月5日 21:05 ]

俳優の松重豊
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 俳優の松重豊(59)が4日、パーソナリティーを務めるFMヨコハマ「深夜の音楽食堂」(火曜深夜0・30)で、普段の食生活や「食べる事への思い」を明かした。

 松重主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」の大ファンという女性リスナーから届いた「結婚後に10キロ以上太り、子育てのストレスで食に走ってしまう」とのメッセージをキッカケに「食」について語った松重。7日から同ドラマのシリーズ第10弾が始まることに触れた上で、「あの番組(孤独のグルメ)のあのおじさん(井之頭五郎)は、ちょっと食べすぎです、いつもね。あれはちょっと失礼にあたるところがあるかもしれないです」と、笑いながら言及した。

 ドラマの役柄を離れ、普段の食生活に関して、「普段食べる量は多分、いつも腹八分目だと思いますよ。食べること大っ好きですし、食べることの楽しみを奪われたら、何のために生きているか分からないです」とキッパリ。「食べている時も幸せだし、食べたいなと思っている気持ちも幸せだし、あぁおいしかったなと思った時間も凄く幸せだし。人生、毎日3回おいしい物を食べて、デザート食べて…っていう時間は、何物にも代えられない幸せな時間です」と明かした上で、「そこにストレスで食べ過ぎちゃうと、幸せな時間が何か勿体ないなと思うんですよね。おいしい物でも食べ過ぎた瞬間に後悔しちゃうようなものになるじゃないですか。そうならないために寸止めるっていう、ここで止めると余韻でしばらく幸せな時間を過ごせるなっていう感じ」と持論を語った。

 松重にとって食の寸止め、イコール腹八分目だという。「腹八分目か八・五分目、許容量の85パーセント、まあ90パーセント以下ぐらいで抑えるってことが幸せストレス…ノンストレスの幸せホルモンが出て、多分1番良いんじゃないか?と思うんですけどね」とオススメ。「だからストレスがあっても、おいしい物を食べられる!っていう方向で気持ちを切り替えていって、食べている時はおいしさに集中する。そして食べ過ぎないで、本当においしいと思っている状態でおしまいにする事が永遠に続くと幸せだなと思う。ストレスで食べ過ぎちゃうのはちょっと勿体ない、と僕は思います」と熱く語っていた。

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2022年10月5日のニュース