若狭勝弁護士　首相秘書官に長男の翔太郎氏就任に賛成「親子ですから直言…若者の意識を考えの中に」

弁護士の若狭勝氏
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　元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。政府が4日、岸田文雄首相の秘書官に、長男の翔太郎氏（31）を起用する人事を発表したことに言及した。

　4日付で、筆頭格の嶋田隆秘書官とともに政務担当になった。山本高義秘書官は辞職し、岸田事務所に政策秘書として復帰する。首相周辺によると「人事の活性化と、官邸と事務所の意思疎通の強化を図るため」としている。松野博一官房長官は記者会見で「本人の人格、識見を踏まえ、適材適所の考え方で判断した」と述べた。翔太郎氏は三井物産を経て、2020年3月から岸田事務所で秘書を務めた。

　若狭氏は、この人事に賛成だと言い「31歳という若い人、しかも親子ですから、直言してもらえるということにおいては、若者の意識っていうのを、岸田さんの考えの中に取り組むという、非常にいいものがあると思う。息子だからダメだっていうわけでは到底なくて、それを選んだことがいいか悪いかってのはある意味、政治責任ですから、今後問われることはあるにしても今の段階でダメだってことはないと思いますね」と自身の見解を述べた。