安藤美姫「もうちょっと出てくる…」と東京五輪汚職事件を言及 リスペクトに欠けることに憤りの言葉も

[ 2022年10月5日 21:32 ]

安藤美姫
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 フィギュアスケートの元世界女王でプロスケーターの安藤美姫(34)が5日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に出演。東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件について言及した。

 この事件で東京地検特捜部は、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)をはじめ、紳士服大手AOKIホールディングス前会長の青木拡憲容疑者、出版大手KADOKAWA会長の角川歴彦容疑者らを逮捕している。また、日本オリンピック委員会(JOC)前会長で大会組織委員会副会長を務めた竹田恒和氏にも、任意で事情聴取している。これに先立ち同社は、4日に辞意表明した角川被告と松原真樹副会長(69)の辞任を取締役会で承認。外部の弁護士ら5人で構成し、事件の調査と再発防止策策定に当たる「ガバナンス検証委員会」を設置した。角川被告は取締役は退かず、今後も経営に参画。会長と副会長に後任は設けないという。

 この汚職事件の舞台が五輪になってしまったことが残念だという安藤。「世界中が平和の祭典とか色んな思いを持ってアスリートも集結してます。今回のオリンピックは母国開催ということもあって、私はスポーツは何らかの力を見てる人々に届けるパワーがあると思っていたので、開催してほしい方でした。でもコロナなどもあって反対している人も凄く多かったことを記憶しています。そういう中でこういうことが起こってしまったことは残念だなと思います」と自身の気持ちを口にした。

 さらに「時期的なことも凄く気になりますし、これを機にもうちょっと出てくるんじゃないかなと正直思っています。ちょっと見守るしかないですね」と続けた。

 「アスリートだったり、オリンピックを支えてくれたボランティアスタッフ方や関係者の方にリスペクトがないなと思いました」とリスペクトに欠けていることに憤りを口にしてこの話題を締めた。

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2022年10月5日のニュース