喉頭がん闘病中の元うたのおにいさん　3度目の入院生活スタート「がんとの闘いもいよいよ最終章」

杉田あきひろ
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　ステージ3の喉頭がんを公表し、治療中のNHK「おかあさんといっしょ」の元うたのおにいさんで歌手の杉田あきひろ（55）が5日までに、自身のインスタグラムを更新。4日に3度目の入院を開始したことを報告し、29回目の放射線治療が終了したことを明かした。

　4日の投稿で「僕の癌との闘いもいよいよ最終章。今日から最後の抗癌剤投与の為に入院、放射線もあと7回です」と明かした杉田。「経過は順調だと思ってましたが。昨日病院からの帰宅後に急に体調が崩れて、体が重く動くのも辛くて。口内と首周りの痛みも酷く、食欲も無いとかのレヴェルではなく考える事自体が苦痛で。でも悪寒もするのに何度測っても熱は平熱。あんなしんどかったのに」と吐露。「自分の体調や精神状態が日毎に、しかも突然どう転ぶかわからない。全く予測できない。それがとても怖い。腹をくくって闘って気持ちも折れずに来たのに、こんなにも脆く弱い気持ちに襲われてしまうなんて想定外で。実際これからの治療が一番しんどいとも聞きますし…やはり敵は人の命を簡単に奪う奴、手強いし一筋縄ではいかないです。でもこのタイミングで今日から入院なので、逆にありがたいし安心です」とつづった。

　5日には「昨日3度目の入院生活が始まりました」と無事に3度目の入院生活がスタートしたことを報告。「一昨日突然崩れた体調も薬の調整と点滴のおかげで復調できて、29回目の放射線治療も終了。最後の抗癌剤投与開始日を金曜日目標にして、体調を整えたいと思います」と記した。

　「僕、癌治療を始めてひと月半ですが、体力も気力も全く落ちてません」と杉田。「昨日病院に戻ってきて体重を維持している僕に『え！こんな癌患者さん見た事ない！！凄すぎです！！！』と驚く看護師さんw　誰でも確実に体重も体力も落ちるそうで、10％減なら許容範囲だそうな。なのに僕はキープ！奇跡の癌患者ですw」と胸を張り、「僕がここまで頑張れているのは、22日のコンサートでの復帰が決まっているから！！！確実にいまの僕の原動力です。是非みなさん応援にいらしてください」と呼びかけた。