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藤井聡太叡王 勝てば歴代2位タイトル戦13連勝達成も自然体「それは知らなかったです」

[ 2022年5月23日 18:42 ]

前日検分に臨んだ藤井聡太叡王(左)と出口若武六段(右)(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 将棋の第7期叡王戦5番勝負は24日、千葉県柏市の三井ガーデンホテル柏の葉内のカンファレンスセンターで第3局を行う。藤井聡太叡王(19)=王将、竜王、王位、棋聖含む5冠=が開幕連勝で迎える今局、勝てば防衛と同時にタイトル戦13連勝で羽生善治九段に並ぶ歴代2位の大記録に達する。対する挑戦者・出口若武六段(27)はまず1勝を返したいところだ。

 前日の23日は両者とも現地入りし、対局場を検分し後、個々に取材に応じた。

 【藤井聡太叡王】
 ――検分を終えて、対局場の印象は?
 カンファレンスセンターが対局場ということで、どんな感じなのかと思っていたんですが、広々とした雰囲気で、畳も広く敷いて頂いて、落ち着いて臨めそうかなと思います。

 ――柏市については?
 柏の葉キャンパス駅周辺はつくばエクスプレスの開業に合わせてかなり新しくできた街。すごく整備されていますし、自然も豊かで調和のとれたいい街並みと感じました。

 ――今シリーズは千日手局含めいずれも相掛かりとなったが?
 出口六段も先手番では相掛かりを指されることが多い。基本的には今回の番勝負でもメインにはなるのかなとは思っていました。

 ――今回の5番勝負の主流となった?
 あ、そうですね。

 ――藤井叡王はタイトル戦12連勝中。あす勝てば歴代2位だが?
 それは知らなかったです。ほかの棋戦だと負けていることも多いので、タイトル戦にうまく星が偏っているという印象は持っています。

 ――第3局も先手番。前回の千日手指し直し局を含め、実質的に3連続先手となるが?
 (一般的に)先手の方が少し勝率が高いということはありますが、大きな差ではない。対局に臨む上でなにか気持ちが違うということはありません。

 ――あすの第3局、こう戦いたいという抱負を。
 第1、2局と持ち時間の使い方を含めていろいろつかめてきたところもある。そういったフィードバックを活かして第3局を戦えればと思っています。

 【出口若武七段】
 ――検分を終えて、対局場の印象は?
 非常にいい環境で、集中してあした臨めると思います。

 ――開催地の柏については?
 きたのは初めてですが、自然豊かで風が心地よい街だなと思いました。

 ――今シリーズは過去、いずれも相掛かりとなったが?
 最近の将棋界は相掛かりがトレンド。うまく差し回す必要性が出てきているのかなという認識です。相掛かりだけではないですが、いくつか(戦型が)ある将棋の中で大きな部分を占めているのが相掛かりかなと思っています。

 ――第3局をこう戦いたいという抱負を。
 第1、2局を振り返ってみると、良くなかった点というか、ちょっと第2局の指し直し局は特にひどかった。自分の中で全部想定していて、悪い変化に…その時思い出せなくてなってしまった。認識が甘い部分が第1局と第2局ではでてしまったのかなと思った。この第3局では形を認識しながら指すというか、そういったところを受け止めていきたい。

 ――事実上3連続後手になる。
 あまり気にしてはないので、どっちにしろ先手も後手も勝てないといけない。先手番が戦型を選ぶ、何を指すかを選ぶ。私に選択権はないので、どの形になるかは分からないが、しっかり対応することは求められていくのかなと思っています

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 第3局は24日午前9時に藤井の先手番でスタート。持ち時間はチェスクロック方式での各4時間となっている。

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