古谷徹 68歳でも若い声保つ秘訣とは 苦労したアニメキャラクター明かす「難しかったです」

[ 2022年5月23日 12:11 ]

古谷徹
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 声優の古谷徹(68)が23日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)に生出演。これまで演じたキャラクターについて語った。

 MCの設楽統から「声が全然変わらない」と言われると、「僕、お酒飲み始めたのが40過ぎ。お酒飲むと酒ヤケするとか言うじゃないですか。そういう人もいるけど、そんなに飲まなかったのも良かったのかなって」と秘訣を明かした。また「ストレッチを5分から10分くらい、マイクに立つ前に必ずやるようにしています。特に下半身、アキレス腱とか伸ばすと艶のある声になったりとか、風邪ひいて鼻が詰まってる時も抜けたりするんですよ」と語った。

 これまで数多くのキャラクターの声を演じてきた中で「やりやすかった、難しかったキャラクター」と聞かれ、「ドラコンボール」のヤムチャについては「ヘタレで自分より弱い敵としか戦わないし。いいやつ。地球人ではメチャ強い方なんですけどね。だから声作ってないし、すごく人間っぽいキャラクターでやりやすかった」という。

 苦労したのは「巨人の星」の星飛雄馬。「僕はちょうど中学3年から高校3年だったんですけど、最初は飛雄馬は小学生なので自分がたどってきた道じゃないですか。だからやりやすいですけど、だんだん飛雄馬が高校生になって、プロになって、自分の年齢を追いこしていっちゃうんですよ。大恋愛のシーンもあったし、自分が体験していないところをやらなきゃいけなかったので難しかったです」と語った。

 そして、代表作「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイについては「ロボットもののアニメの場合、ほとんどが熱血ヒーロー。オーディションの時、“戦いたくない主人公なんです”って言われてびっくりしました」と明かした。

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2022年5月23日のニュース