劇団ひとりが語るコロナ禍での撮影苦労にスタジオ悲鳴 1人でも感染者出すと「次集まれるの4年後」

[ 2021年12月4日 15:20 ]

劇団ひとり
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 お笑いタレントの劇団ひとり(44)が4日、テレビ朝日「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演。自身が脚本・監督を務め、9日からNetflixで全世界に同時配信される新作映画「浅草キッド」の撮影における苦労話を語った。

 タレントの中居正広(49)が番組MCを務め、ひとりがレギュラー出演している同番組。この日は、ゲストの意外な一面を中居が掘り下げるコーナー「聞きたいな会」にひとりが登場した。それまで芸人として声を張って番組を盛り上げていたひとりが急に映画監督の顔になり「きょうは監督として来ているので…。あんまり声張っちゃうと雰囲気出ないので…」と声色も落ち着いたトーンに変えると、中居は苦笑いを浮かべた。ひとりが今回、脚本・監督を務めたのはビートたけし(74)の自叙伝「浅草キッド」を映画化したもので、番組では映画監督としてのひとりにスポットライトを当て、撮影中の様子なども放送。VTRが終わるとひとり自ら「かっこよ!」と自画自賛する場面もあった。

 撮影はコロナ禍の中で行われ、1人でも感染者が出ると撮影が一時ストップするだけではなく、その後のスケジュールにも大きな影響が出てしまう。「そもそもクランクイン当日に緊急事態宣言が発令されたんです。3回目かな。まさにドンピシャの日で。撮影延期になって」と振り返ったひとりは「で、どうにか撮り始めたんだけど、結構売れっ子が多いから。もし1人でも(感染者が)出たら、まず濃厚接触者は2週間中止になるじゃないですか。そしたらもう皆、次の作品に入っちゃうんです。そうなると、次に同じメンバーで再集結するには4年後とかなんです」とヒリヒリした緊張感の中で続いた撮影の様子を明かした。

 衝撃的な事実にスタジオからは「ええっ!」「うえぇ~…」と悲鳴が上がる中、「誰か1人でもなったら、もう次集まれるの4年後ですって言われてたから。絶っっ対にかかっちゃいけないと思って」と改めて口にしたひとり。感染対策には最大限の注意を払っていたと話していた。

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2021年12月4日のニュース