NY映画批評家協会賞の作品賞をドライブ・マイ・カーが受賞 英語以外の作品ではレアケース

[ 2021年12月4日 12:51 ]

映画「ドライブ・マイ・カー」のワンシーン(AP)
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 「ニューヨーク映画批評家協会賞」の作品賞に、日本の「ドライブ・マイ・カー」が選出された。AP通信が報じているもので、同作品は村上春樹(72)の短編「女のいない男たち」の1作目を濱口竜介監督(42)が映画化し、西島秀俊(50)が主演。カンヌ映画祭でも脚本賞と国際映画批評家協会賞を受賞していた。

 「ニューヨーク映画批評家協会賞」は各種批評家協会賞の中でも最も古い1935年に設立された映画賞。過去の受賞作には「市民ケーン」「欲望と言う名の電車」「戦場にかける橋」「ベン・ハー」「マイ・フェア・レディ」「時計じかけのオレンジ」「クレイマー、クレイマー」「プライベート・ライアン」「羊たちの沈黙」「シンドラーのリスト」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」などがある。

 どちらかと言えば娯楽性よりも芸術性や社会性を重視していると言われ、英語以外の言語の作品としては2018年の「ローマ」以来、ここ40年間では2度目となった。

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