松本明子 実家売却で荷物20トン処分費用に総額200万円 交通費、父のビデオのダビング料…

[ 2021年12月4日 10:56 ]

松本明子
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 タレントの松本明子(55)が3日放送のABEMA「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(後9・00)に出演。空き家になった高松市の実家の売却騒動を「ひとり電波少年」と回顧した。

 前回の放送回で、高松の実家を放置し、維持費は25年間総額で1600万円にものぼったことを告白した松本。何とか600万円で売却先が決まったものの、この後、「実家の荷物20トン」の処理を巡る問題が勃発したという。

 「ゴミを捨てるのにお金がかかる。買い手が見つかったのはいいんですけど、『この1カ月以内に空っぽにしてください』って」と苦笑。何よりも大変だったのは「断捨離」だといい、田舎の家のため家は大きく、離れには物置まであったことから実家のゴミ処理だけで2トントラック7台分、総額70万円支払うことになった。「私の小さい頃からの荷物がたくさんあって、100歳まで生きたおばあちゃんの明治時代に使ってた足踏みミシンとか、明治15年って書いてある火鉢とか、いろいろ。父親の本も2000冊ありました。神田の古本屋に持っていきましたけど、ゼロ円でした」とがっくり。父親が大事に保存していた200本のVHSビデオテープもすべてDVD化。「カビのあるテープは除去しないといけないので、1本3000円かかりますって。ダビング料が40~50万円(かかった)」と明かした。

 さらに、荷物処理のために香川の実家までの旅費、宿泊費などもかさみ、最後は東京―高松間を車で片道10時間で7往復。「私はできるだけ最後、自分の目で見たかったです。母親と親父はどんなものを残してたのかなと見たかったので、最終的に過酷な事態になりました。朝8時から夜11時まで断捨離やって7連泊。1日15時間やってました。ひとり電波少年」と自身の代表番組の名前を出して、苦笑した。

 最終的には、荷物の処分のために総額200万円がかかり、家の維持費と合わせて1800万円にものぼった。「とにかくお金と体力を使って、大変なイベントでしたね。最後の片づけが終わって、新しく住むご夫婦にカギを渡すときはいろいろな思いがめぐって、本当に良かったのかなとか、親父を裏切ったことにならなかったかなとか、とてつもなく大切な大きい人の手に渡る瞬間にはなども自問自答しました。物理的には、気楽になる反面、これで良かったのかってしばらくひきずってましたね」と振り返った。

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2021年12月4日のニュース