ナイツ塙 相方土屋出演の「浅草キッド」観賞でショックだったこと「せめて『ナイツ』って文字くらいは」

[ 2021年12月4日 11:53 ]

ナイツ・塙宣之
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(43)が4日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に生出演し、相方の土屋伸之(43)が出演する映画「浅草キッド」(ネットフリックスで9日から全世界独占配信)の感想を語った。

 同作のイベントで司会も務める塙は、公開を前に作品を見たという。「めちゃくちゃおもしろかった」と作品については絶賛したものの、「すごいショックだったのが、これだけ漫才協会が入って浅草を盛り上げてきて、出番が得られなかった悔しさはあるけど、せめて『ナイツ』って文字くらいは出して欲しかったな」とこぼした。

 塙が残念がったのは、エンドロールでの土屋の表記。「最後バン!って『土屋伸之』って。『ナイツ』くらい出してくれよと」。しかも、他のお笑いコンビはしっかりコンビ名が補足で入っていたといい、「『ぐりんぴーす』はコンビ名出てるじゃんって。俺だけだよ、キレてるの。何で『ぐりんぴーす』出てるのに、ナイツ出てねえんだよ」と徐々にぼやきスイッチがオンに。「散々な仕打ちだよ。あれだけ漫才協会が頑張って盛り上げてさ、浅草盛り上げて、浅草関係ないやつらが勝手に撮影してさ…。こっちはハブられてさ」と言葉に毒が混じり始めると、土屋は「浅草を盛り上げることになりますから」となだめていた。

 その土屋も、「ナイツ」の名が入っていないことには不安があるという。「『ナイツ』って入ってないとしたら、最後まで俺だって気づかない人がいるかもしれない。劇中こいつだれってなって、(エンド)ロールが『土屋伸之』で、『ナイツ』が入ってなかったら、最後まで気づかない人がいるかも」。塙も「新しい役者だと思う人がいるんじゃないですか?」と同意していた。

 映画はビートたけしの青年期をつづった自伝「浅草キッド」の映画化。タケシ(柳楽優弥)が、“幻の浅草芸人”と呼ばれた師匠の深見千三郎と過ごした日々を描いた。土屋はタケシの相方ビートキヨシを熱演。ほか大泉洋、門脇麦らが出演する。劇団ひとりが監督、脚本を手掛けた。

続きを表示

2021年12月4日のニュース