劇団ひとり明かす「浅草キッド」撮影秘話 柳楽優弥の講師に松村邦洋 2人で延々とたけしのモノマネを…

[ 2021年12月4日 16:05 ]

劇団ひとり
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 お笑いタレントの劇団ひとり(44)が4日、テレビ朝日「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演。自身が脚本・監督を務め、9日からNetflixで全世界に同時配信される新作映画「浅草キッド」の撮影における苦労話を語った。

 タレントの中居正広(49)が番組MCを務め、ひとりがレギュラー出演している同番組。この日は、ゲストの意外な一面を中居が掘り下げるコーナー「聞きたいな会」にひとりが登場した。それまで芸人として声を張って番組を盛り上げていたひとりが急に映画監督の顔になり「きょうは監督として来ているので…。あんまり声張っちゃうと雰囲気出ないので…」と声色も落ち着いたトーンに変えると、中居は苦笑いを浮かべた。ひとりが今回、脚本・監督を務めたのはビートたけし(74)の自叙伝「浅草キッド」を映画化したもので、番組では映画監督としてのひとりにスポットライトを当て、撮影中の様子なども放送。VTRが終わるとひとり自ら「かっこよ!」と自画自賛する場面もあった。

 作品の中で若き日のたけしを演じたのが俳優の柳楽優弥(31)。高い演技力で知られる柳楽だが、たけしの独特な動きや癖を習得させるため、最初はひとり自らがマンツーマンでたけしの動きを柳楽に連日指導したという。だが、それでも「イマイチだなと思って」ということで、新たに“講師”としてたけしのモノマネを得意とするお笑いタレントの松村邦洋(54)を招へい。その中で松村は「普段車で街を走ってても景色って見れないけど、散歩していると見える。だからモノマネもゆっくりやった方がいい」との持論から、たけしの口癖である「バカヤロウ」を「バーーーカーーーヤーーーローーーウーーー…」と超スローでモノマネ。それを松村と柳楽の2人で延々と繰り返し、たけしという存在を柳楽の体に染み込ませたという。「何時間も。オレ、間にいて本当に地獄みたいだった。いつまで続くんだって」と冗談めかしたひとり。だが、映画のエンドロールには「たけし指導」として松村の名前もあるそうで、事務所の先輩に深く感謝していた。

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2021年12月4日のニュース