虻川美穂子 逆プロポーズの裏に大久保佳代子からのアドバイス「私には後光が差した」

[ 2021年12月4日 17:33 ]

北陽・虻川美穂子
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 お笑いコンビ「北陽」の虻川美穂子(47)が、4日放送のNHKラジオ第1「あさこ・佳代子の大人なラジオ女子会」(後4・05)にゲスト出演し、逆プロポーズを決意するに至った大久保佳代子(50)の金言を明かした。

 レギュラー出演していたフジテレビ系お笑い番組「はねるのトびら」の企画で、女子プロボクサーと対戦した後、交際していたイタリア料理店のオーナーシェフの男性にプロポーズ。見事に成功して結婚し、今では1児のママとなっている。

 当時のお笑いタレントはプライベートも公開、体を張った芸も当たり前という風潮だったが、虻川はこの企画には乗り気でなかったという。「『世界ランクの女子ボクサーと戦った後にプロポーズにするっていう企画をやらないか?』って番組側から言われた時に、私としては、『プロポーズとかなんて秘めごとだから、テレビでやるっていうこともちょっとな』と大事に思っていたことだった」と、当時の本心を明かした。

 そんな中、相談相手になってくれたのが大久保だった。「嫌だな…参ったな、どうしようと思った時に、大久保さんに『こういう話があるんですけど、どう思います?』って聞いたんですよ」。大久保の答えは、虻川とは正反対の意見だった。「『いいじゃん?おもしろいからやっちゃいなよ?』って言ったんですよ。私には後光が差したんですよ」。大久保の一言で覚悟を決めた虻川は、企画を実行し、無事プロポーズも実現させた。

 大久保の一言は、その後の自分の考え方にも大きく影響するようになったという。「あそこで『おもしろいからやっちゃおう』と言ってくれたことで、その後いろんなことを迷う時に、『おもしろい要素があるならやっちゃおう』と思えるようになった」と大久保に感謝した。

 ところが、虻川の話を聞いた大久保は、信じられない言葉を発した。「間違ってるよ。おもしろいからすべてやるっていうのは、間違ってますよ。あぶちゃんだけの問題だったらいいけど、向こうの家族、自分の家族とかいろいろ巻き込んで繊細に広い目で考えないと。私はそういう考え方、大っ嫌い!」。当時のアドバイスとは正反対の意見に、虻川は「お前が言ったんだろ!」とツッコミを入れ、一同爆笑していた。

 大久保は「まあ…当時だね。当時は言ってた」と、何でもありだった当時のバラエティー番組を振り返り、「せっかくそんな機会をもらえるなんて、選ばれし人間だから、という意味もあった」と虻川をフォローした。いとうあさこ(51)は当時、現場で虻川の姿を見届けていたといい、「結果、おもしろかったもん。ゲラゲラゲラだけじゃないじゃん、おもしろいって」と話していた。

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2021年12月4日のニュース