高樹澪「口が閉まってないのに気づかなかった」 片側顔面けいれん手術を決意した背景

[ 2020年7月24日 13:22 ]

女優で歌手の高樹澪
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 女優で歌手の高樹澪(60)が23日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・12)に出演。突然襲ってきた病気「片側顔面けいれん」について語った。

 2002年に離婚し、40代を迎えようとしたその頃に、顔の右半分がけいれんする症状の「片側顔面けいれん」(脳にある血管が顔面神経を圧迫することで起きる病気)に襲われた。女優にとって最も大切な顔にメスを入れるのは抵抗があり、「安静にすれば治る」と思い込み、しっかり治療をしなかった結果、右目だけだったけいれんが口元にも起こるなど悪化。女優を続けられなくなり、2003年に芸能界を引退したという。

 その後、パチンコ店やラーメン店でアルバイトする生活を送ったが、症状はますます悪化。「いよいよダメだなって思ったのは、テレビを見ながら水を飲もうと思ったら、飲めないんです。口がけいれんしているし、口が閉まってないのに気づかなかった」と振り返った。

 発症から9年後に手術を決意、全身麻酔で頭部を開き、圧迫している血管と顔面神経を剥離する手術は6時間に及んだが、その結果、「全く何もけいれんがなくなった」と完治。現在は再び女優として活動している。

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2020年7月24日のニュース