上沼恵美子「えみちゃんねる」総集編も再放送もNO!!局との交渉決裂「取り付く島もない」

[ 2020年7月24日 05:30 ]

「快傑えみちゃんねる」が終了する上沼恵美子
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 “関西の女帝”上沼恵美子(65)が司会を務める長寿番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ、金曜後7・00)が突然終了することになった騒動で、上沼が同番組の総集編や再放送を拒否していたことが23日、分かった。番組は24日の放送で、25年の歴史に幕を下ろす。

 同番組を巡っては6月の収録で、上沼が準レギュラーのキングコング梶原雄太(39)の態度が気に入らないとして罵倒。梶原が降板を申し出た。

 その後、上沼が局側に「改めるところがあったら何でも言って」と提案したため、局側が現場の意見を伝えたところ「そこまで言われるなら辞めてやる」と逆ギレ。担当プロデューサーが突如番組を外れたことなども重なって上沼が出演を拒否する事態になったとみられる。

 在阪テレビ局関係者によると、局側は10月改編に合わせた9月末での“卒業”を提案したが不調に終わり、放送枠を埋めるため総集編や再放送の許可を得ようとしたが、上沼は拒否。再編集も許さなかった。そのため、突然の番組終了となったという。局側は複数回話し合いを持ったが全て交渉決裂。「上沼さんは聞く耳持たない感じで全く折り合うことができなかったようだ。10月の改編期での終了も平行線のまま、取り付く島もない形で終わった」(同関係者)。局側は来週以降の放送枠の調整に追われている。

 局側とのバトルの末に残ったものは混乱以外何もない。何とも後味の悪い幕切れとなった。

 ▽快傑えみちゃんねる 1995年7月10日に関西ローカルで放送スタート。のちフジテレビの地方系列局や関東、東海の独立局でも放送された。司会は上沼と大平サブロー(64)。当初は上沼とゲストの1対1のトーク番組だったが、ゲスト数人とテーマ別にトークする内容に変化した。放送回数は全1056回。最高視聴率は00年12月11日の21・3%(ビデオリサーチ調べ、関西地区)。

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2020年7月24日のニュース