“抜き芸”の人・古田新太 今回は「一生懸命力んでます」 最後は半沢に「ガツンとやられますんで」

[ 2020年7月24日 07:00 ]

半沢直樹 令和の倍返しだ!(8)

半沢をピンチに追い込む副頭取・三笠洋一郎を演じる古田新太(撮影・西川祐介)
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 TBS日曜劇場「半沢直樹」で、新たな大ボスとして登場したのが、東京中央銀行の副頭取・三笠洋一郎。感情をほとんど顔に出さない冷徹な男を、古田新太(54)が演じている。さまざまな役柄を務めてきた古田だが、今回は意外にも難しさを感じている。

 堺雅人(46)や市川猿之助(44)が激しくまくし立てるバトルシーンで、古田はジッと座っていた。その場面が終わってのインタビューで「僕ね、熱演は苦手なんです」と苦笑いした。

 「僕は“抜き芸”の人。あまり力むことがないんです。エキセントリックな役ばっかりやってるように思われがちですけど、実際は手を抜くことしか考えてない。どれだけ肩の力を抜いてやれるか考えていて。だけど、半沢直樹ってテンション芝居でしょ。今回は一生懸命力んでますよ」。冷静な演技の裏で、力は入りっぱなしだ。

 福澤克雄監督とは旧知の仲。自身の芝居の特徴を知っているからこそ「なんで呼んだんだよ」と笑う。ただ、スケジュールさえ合えば仕事は断らないのが信条。「作品によっては違和感出してやれとか思うんですけど、今回は世界観を壊したくない。ちゃんと憎まれようと思ってる」と、らしさを封印している。

 それでも、存在感はしっかりと発揮。第1話では「人を刺す時は、準備は念入りに、仕留めるのは一瞬で」と淡々と言ってのけた裏切りの心得が話題になった。顔芸で半沢をいら立たせる伊佐山役の猿之助が「動」ならば、古田は「静」だ。

 コロナ禍で撮影が中断した時期は、起きたら酒を飲み、RPGの「ファイナルファンタジー」を楽しむ毎日だった。「ストレスは全然感じなかった。撮影の方がストレス?そうそう」と笑う。

 共演するのは、堺、猿之助、香川照之(54)、北大路欣也(77)がほとんど。「暑苦しいでしょ。なんせ(上戸)彩ちゃんとも、井川(遥)ちゃんとも会えなかったし」と笑いつつ「最後は半沢にガツンとやられますんで、視聴者の皆さんにはそこで留飲を下げていただきたいですね」と予告した。 (伊藤 尚平)

 ◆古田 新太(ふるた・あらた)1965年(昭40)12月3日生まれ、神戸市出身の54歳。84年に大阪芸大に入学し劇団「太陽族」で活動。その後、先輩の渡辺いっけい(57)に誘われ「劇団☆新感線」に参加。出演作はドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」「あまちゃん」など。テレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」(日曜後11・00)に出演中。1メートル70。血液型O。

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