藤井聡太七段 史上初の竜王戦ランキング戦4期連続優勝なるか 杉本昌隆八段との師弟対決始まる

[ 2020年6月20日 10:53 ]

大阪・関西将棋会館で第33期竜王戦3組ランキング戦決勝の対局に臨んだ杉本昌隆八段(右)と藤井聡太七段
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 将棋の藤井聡太七段(17)が師匠の杉本昌隆八段(51)と対戦する第33期竜王戦3組ランキング戦決勝が20日、大阪・関西将棋会館で始まった。持ち時間は両者5時間。振り駒の結果、藤井が先手となり戦型は杉本の四間飛車となった。

 藤井が勝って3組優勝となれば史上初の4期連続ランキング戦優勝となる。ランキング戦での連勝も20となる。杉本が勝てば第19期以来の決勝トーナメント進出。3組から決勝トーナメントへ進出できるのは1人のみ。

 スーツ姿の藤井に対して杉本は和服。棋士の勝負服とされる和服に杉本の意気込みが表れた。両者の対局は2018年3月8日、第68期王将戦1次予選2回戦以来2度目。59手目で千日手になり、指し直し局はこの日と同様杉本の四間飛車だった。藤井が居飛車穴熊で受け止め、111手で制した。

 藤井が小学1年の時に出会い、4年で入門。その才能を見抜いた杉本が型にはめないように指導を最小限にとどめて伸ばしたエピソードで知られる。

 前回対局時、「奨励会時代にたくさん教えていただいて…。これからも活躍していかねばと思う」と振り返った藤井。杉本は「勝負としては残念だが、今日という一日は素晴らしいものだった」と目を潤ませた。自身の師匠、故板谷進九段が揮毫(きごう)した「忠」の字入りの扇子を持参し、再戦についても「できるならしたい」と語っていた舞台が、2年3カ月ぶりに実現した。

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