巨人・岡本和 秋季練習でグラウンド整備に一役、CS欠場悔しがる主砲に伝えたい「お疲れ様でした」

[ 2021年11月24日 07:30 ]

ジャイアンツ球場のサブグラウンドを整備する巨人・岡本和
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 すっかり朝晩は肌寒くなったジャイアンツ球場。巨人は、若手主体のメンバーが来季に向け、秋季練習でレベルアップをはかっている。出場機会を増やすため、外野守備に挑戦する内野手も。新たなチャレンジができる時期でもある。

 サブグラウンドでも、ある「初挑戦」をしていた男がいた。若大将こと岡本和真内野手(25)だ。17日にはキャッチボールやノックで軽快な動きを見せ、CS欠場の原因となった左脇腹痛の回復状況も「徐々に良くなっているかなと思います」と順調なようだった。

 練習後の岡本和の様子を見守っていると、主にグラウンドキーパーが使用するカートに乗り込んだ。どうやら初めてらしく、エンジンを掛けるのにも四苦八苦していた。ただ、いざ走り出すと徐々にハンドルさばきは安定。きれいにグラウンドを整備し、近くにいたスタッフに「結構、うまいでしょ」と満足げな表情を浮かべた。サービスショットを逃すまいとカメラを向ける報道陣にも笑顔を振りまくなど、おちゃめな一面を見せてくれた。

 CSを欠場したことには「最後、迷惑かけてしまった」と悔しがる。今季チームで唯一、全143試合に出場。39本塁打、113打点で2年連続2冠王に輝いた。4番打者の重責を担いながら18年から4年連続30発以上という貢献度は計り知れない。だからこそ、CSの最中はチームメートが口々に「和真を打席に立たせたい」と勝利へのモチベーションにしていたが、かなわなかった。

 岡本和は、そんなナインの思いに「そういうことを僕に言ってくれることはうれしいことですし、その分やっぱりケガをしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱい」と繰り返し、「また来年頑張ります」と前を向いた。若き主砲に、心の底から「お疲れ様でした」と言いたい。この日に整えたグラウンドだけでなく、ゆっくり自身のコンディションも整えていってほしいと思う。(記者コラム・田中 健人)

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