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【阪神新コーチに聞く・克則2軍バッテリーコーチ(下)】捕手はまず体力、今のうちに鍛えたい

[ 2021年11月24日 05:30 ]

坂本(左)と笑顔で言葉を交わす野村克則2軍バッテリーコーチ
Photo By スポニチ

 ――伝統の一戦。

 「阪神、巨人って伝統があって、周りからもそうやって言われると選手も力が入るだろうし、僕らも、昔も野村監督が『ジャイアンツに勝たないと優勝できない』って言ってたから、今でもそれは変わらないと思うしね。やっぱり戦力的には一番というところだから、ジャイアンツを倒していかないと上にはいけないのかなと。今年ジャイアンツに結構勝ったから上にいけたと思うしね。それはもう意識して戦う相手じゃないかなと思います」

 ――伝統の一戦で戦うためには。
 「いや~もうね。細かい技術とかどうやって戦うかという戦術もあると思うけど、やっぱりメンタルが一番大事じゃないかなと思うね。その空気とか、独特の雰囲気とかあるから。やっぱりメンタルが強くないと。もちろんプロ野球の世界はね、メンタルが強くないとやっていけないから」

 ――将来そういうところで活躍する選手を育てるためには。
 「まあ、もちろん、じゃあ自信の裏付けって何だって言ったら技術がしっかりして、自分ができる、これくらいのことできる、やれると思ったら、多分メンタル的にも強くなると思うし、成功例というかね、実体験が自分を強くしてくれると思うから。特にキャッチャーなんてまさしくそれだと思う。経験がモノをいうポジションで、だから育てるのが難しい、時間がかかると言われるポジションだと思うからね。そこは2軍でじっくり、2軍と1軍で違うところはあるけどまずはね、2軍でしっかり考え方とかね、取り組んでやってくれたらいいと思うけどね」

 ――たとえば下半身を涙が出るまで鍛えると。
 「それは、もうね、やっぱり体力、知力、気力ね。体力がないとね、そこは、気力も知力もできてこないから。若い子は鍛えていかないといけないし、体力があっての。140何試合キャッチャーで出て、乗り切ると言ったら、それはもう、大変だと思うから。今のうちにね、鍛え上げて」

 ――そういう練習が自信にもなる。
 「やっぱりさ、試合に出て、こう…。1試合出るだけでもね、本当にしんどいポジションだから、それをやっぱり100試合以上積み重ねていくって本当に大変なことなんだよね。そこを乗り越えていってのレギュラーだと思うから、コンスタントに出て、ちゃんと成績残してね、もちろん守るだけじゃないからね、キャッチャーって。打たなきゃいけないし、総合的にキャッチャーってしんどいポジションだけど、それくらいやりがいがある。勝てば評価される。つらいポジションではあるけどね。負けた責任とかっていうところはね。でも、それだけやりがいがあるポジションだから」(おわり)

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