ヤクルト石川、セ最年長勝利なるか 6回を自責ゼロの1失点で降板 打線が執念の勝ち越し

[ 2021年11月24日 20:16 ]

SMBC日本シリーズ2021第4戦   ヤクルト―オリックス ( 2021年11月24日    東京D )

<日本S ヤ・オ4>6回、吉田正を打ち取りガッツポーズの石川(撮影・島崎忠彦)
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 現役最多177勝を誇るヤクルトの20年目左腕・石川雅規投手(41)が2勝1敗と勝ち越して迎えた「SMBC日本シリーズ2021」第4戦に先発登板。2016年の黒田博樹(広島)以来5年ぶり7人目となる40代での日本シリーズ登板で6回3安打1失点(自責0)と好投し、勝利投手の権利を得て降板した。

 石川はヤクルトが前回出場した2015年の日本シリーズ(対ソフトバンク)で2度先発しながらいずれも敗戦投手となっており、“忘れ物”を取りに来たマウンド。初回1死から宗に左前打を打たれたものの後続を打ち取り、2回の無死一塁で安達を遊ゴロ併殺打に仕留めると波に乗った。

 直球のスピードは130キロ前後ながらスライダー、シンカーなど多彩な変化球を駆使したベテランらしい緩急で3回、4回、5回をいずれも3者凡退でピシャリと抑えた。打線は2回にサンタナの右越え2号ソロで先制。1―0で迎えた6回には石川が2死一塁から宗に右前打を打たれると、これをサンタナがファンブルする間に一気に一走・福田に本塁生還を許し、一度は石川の勝利投手が消滅した。

 だが、その裏だった。チームの勝利だけでなく、石川に勝たせたい打線が奮起。2死走者なしからサンタナの四球と中村の右前打で一、二塁のチャンスを築くと、オスナが3番手右腕・比嘉の外角低めのスライダーをしぶとく中前に運んで勝ち越した。石川に勝利投手の権利が復活し、ここで降板。7回からヤクルトのマウンドには前夜にイニングまたぎのパーフェクトリリーフを見せて勝利投手となった石山が上がっている。

 石川の投球内容は6回で打者21人に対して77球を投げ、3安打1失点(自責0)。5三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 41歳10カ月の石川がこのまま勝てば1950年若林忠志(毎日)の42歳8カ月に次ぐ史上2番目の年長記録、セ・リーグでは最年長記録となる。

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