中日・平田 大減俸1億8000万円→3000万円 異型狭心症も悲壮な覚悟「来年ダメなら引き際」

[ 2021年11月24日 05:30 ]

契約更改交渉を終え、記者の質問に答える中日・平田
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 中日の平田良介外野手(33)は23日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、年俸1億8000万円から減額制限を大幅に超える83%減の推定年俸3000万円でサイン。10月に「異型狭心症」と公表してから初めて臨んだ会見では、来季にかける悲壮な決意を語った。

 「来年はすべてをぶつけるつもり。だめな時は引き際だと思う」

 5年契約の最終年だった今季は1軍で21試合に出場して打率・155。4月28日に1軍選手登録を外れ2軍調整が続いた。10月5日には自身のインスタグラムで7月4日深夜に胸が締め付けられる感覚と激しい動悸(どうき)に襲われて救急車で緊急搬送され「異型狭心症」と診断されたことを明かしていた。

 現在は投薬と月一回、医師の診察を受けている。体調について「だいぶんよくなってきた。打撃に関してはまったく問題ない。医者にはがんがんやっていいと言われている」と説明した。12月はナゴヤ球場で自主トレを行う予定。「キャンプインからしっかりアピールして開幕につなげられるようにしたい」と復活を誓った。(中澤 智晴)

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