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広陵のボンズ・真鍋 完璧3ランで初の決勝導いた 中井監督「中村将成より飛ばす力ある」

[ 2021年11月24日 05:30 ]

明治神宮野球大会第4日 高校の部準決勝   広陵10ー9花巻東 ( 2021年11月23日    神宮 )

<広陵・花巻東>2回2死一、二塁、3点本塁打を放つ広陵・真鍋(撮影・木村 揚輔)
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 高校の部では広陵が真鍋慧(1年)の3ランなどで粘る花巻東を振り切り、初の決勝進出を決めた。大阪桐蔭は九州国際大付に7回コールドで快勝。25日の決勝では両校合わせ甲子園大会で春夏11度の優勝を数える名門同士が、神宮大会初優勝を目指す。

 “広陵のボンズ”が完璧な一発で勝利に貢献した。2―1の2回2死一、二塁。「4番一塁」の真鍋が試合の主導権を握る右越え3ランを放った。

 「真っすぐを狙って、芯で捉えようと思った。狙っていた球なのでいい感じで捉えられました」

 カウント3―1からのスライダーを引っ張ると、打球はぐんぐん伸びてスタンドへ。高校通算10号の一撃が、猛追する花巻東の逆転を許さないリードとして最後まで効いた。

 中学時代から、水で重量を増やせるバットで振り込んできた。そのスイングスピードは驚異の150キロ。同じ1年生で高校通算49本塁打を数える花巻東の佐々木麟太郎が注目を一身に浴びているが、真鍋の柔らかい打撃も目を引く。中日の米村明チーフスカウトからは「佐々木は大砲型だが、真鍋は長打力のあるバランス型。内角のさばき方が上手。守備を見ても、三塁や外野もできそう」と総合力を高く評価された。

 広角に柵越えするパワーも持ち味。中井哲之監督には、メジャー歴代最多の762本塁打を放ったバリー・ボンズになぞらえ愛称を付けられた。指揮官は改めて「(OBの)中村奨成(広島)より飛ばす力はある。ここ一番で打てる打者になってくれたら」と大きな期待を寄せた。25日の決勝でも、中国勢初Vをたぐり寄せる一撃を放つ。(北野 将市)

 ◇真鍋 慧(まなべ・けいた)2005年(平17)6月17日生まれ、広島市出身の16歳。みどり坂小1年から瀬野ソフトボールクラブでソフトボールを始め、瀬野川東中では安芸リトルシニアに所属。広陵では1年夏からベンチ入りし、レギュラー。1メートル89、89キロ。右投げ左打ち。

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