巨人2安打で勝っちゃった でも…11試合連続3得点以下は継続 球団ワースト記録にリーチ

[ 2024年4月25日 22:19 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2024年4月25日    東京D )

<巨・中>2位に浮上した巨人・阿部監督はファンにあいさつする (撮影・西川祐介)
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 巨人は今季最少のわずか2安打で中日を下し、2位に浮上した。

 相手先発右腕・柳に5回まで無安打に封じられていたが、0―2で迎えた6回だった。

 まずは先頭の吉川が右翼フェンスを直撃する二塁打を放ち、待望のチーム初安打。菅野の代打・大城卓と門脇はともに初球を打って左飛に倒れたが、佐々木が四球でつないだ2死一、二塁で第3打席に入った坂本が2球目の内角高め直球を左翼スタンドに放り込んだ。0―2の劣勢を一瞬でひっくり返す一発。まさに千両役者の活躍だった。

 巨人の2安打以下での勝利は2020年8月18日の阪神戦(東京D)以来4年ぶり。2安打以下で3得点以上は1999年9月12日の阪神戦(甲子園)以来15年ぶりで、東京ドームで2安打以下ながら3得点は初となった。

 巨人は14日の広島戦(東京D)から球団ワースト2位タイの9試合連続2得点以下が続いていたが、坂本の3ランでこの不名誉な記録にストップ。

 だが、13日の同戦から球団ワースト3位の11試合連続3得点以下は継続となった。

 連続3得点以下の球団ワースト記録は1993年6月30日中日戦~7月14日広島戦と2021年3月28日DeNA戦~4月10日広島戦の12試合となっており、エース戸郷が今季2勝目を懸けて先発マウンドに上がる26日のDeNA戦(横浜)では打線のさらなる奮起を期待したいところだ。

 【巨人の11試合連続3得点以下】※右数字は安打数
13日 ○3―2広島(東京D)11
14日 ○2―1広島(東京D)6
16日 △1―1阪神(甲子園)8
17日 ●0―2阪神(甲子園)8
18日 ●1―2阪神(甲子園)5
19日 △0―0広島(マツダ)4
20日 ●2―6広島(マツダ)12
21日 △0―0広島(マツダ)4
23日 ○2―0中日(ひたちなか)4
24日 ●2―3中日(東京D)5
25日 ○3―2中日(東京D)2

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