正直者のヤクルト青木にネットは称賛の嵐「これぞスポーツマンシップ」「素敵なチームだなぁヤクルト」

[ 2021年11月24日 22:10 ]

SMBC日本シリーズ2021第4戦   ヤクルト2―1オリックス ( 2021年11月24日    東京D )

<日本S ヤ・オ(4)>7回2死、死球の判定にファウルを主張する青木 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトの青木宣親外野手(39)が2勝1敗で迎えた「SMBC日本シリーズ2021」第4戦で見せた行動にネット上で称賛の声が相次いだ。

 青木は開幕戦から4試合連続で「2番・左翼」としてスタメン出場。この日は初めて無安打に終わったが、野球ファンの胸を打ったのは7回の第4打席だった。

 2―1で迎えたこの回、2死走者なしという場面で打席に入った青木は相手4番手左腕・富山と対戦。1ボール2ストライクと追い込まれて迎えた5球目、体に近い内角高めに来た139キロ直球をよけながら倒れこみ、ボールは大きく弾んだ。球審はジェスチャーをまじえて死球のジャッジ。ヤクルトベンチからはトレーナーが駆け付け、高津監督も心配そうな表情を浮かべた。

 だが、倒れ込んだ打席で立ち上がった青木はなぜか一塁ベースへ向かわず。無事を確認したトレーナーもベンチに帰りながら不思議そうに振り返ったが、青木は球審の方に顔を向けると自ら話しかけ“ここに当たった”と自らバットのグリップエンドを指差した。わずか1点リードの場面。青木の後には山田、村上という強打者が控えており、死球でも出塁すれば得点につながる可能性もあった。だが、正直に死球ではないことを自ら申告。次の6球目フォークを打って遊ゴロに終わり、無得点に終わった。

 このシーンに、ツイッターのトレンドには「グリップエンド」がみるみる上昇。「自ら申告する青木さんカッコいい」「これぞスポーツマンシップ」「これは、青木のファインプレー!」「正々堂々とした姿勢で素晴らしい!」「日本シリーズへの敬意を感じる」「ノリはすげぇ」「一気に青木さんが好きになった」「私も正直に生きたいなって思った」「敵ながら天晴れ」「素敵なチームだなぁヤクルト」と対戦相手のオリックスファンも含め、ネット上には野球ファンからの称賛が相次いだ。

 なお、ヤクルトは2―1で勝って3連勝。20年ぶりの日本一へ王手をかけている。
 

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