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花巻東・佐々木麟太郎 高校通算49号3ラン含む5打点 決勝進出逃すも全国舞台で存在感

[ 2021年11月24日 05:30 ]

明治神宮野球大会第4日 高校の部準決勝   花巻東9―10広陵 ( 2021年11月23日    神宮 )

<広陵・花巻東>7回2死一、三塁、2点適時二塁打を放つ花巻東・佐々木(撮影・河野 光希)
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 高校、大学で計4試合が行われた。高校の部では花巻東(東北)の佐々木麟太郎内野手(1年)が今大会2本目となる高校通算49号3ランを放つなど3安打5打点をマークしたが、広陵(中国)に9―10で敗れ、決勝進出はならなかった。

 花巻東のグラウンドの右翼後方スペースには、関係者らに駐車を遠慮してもらっているという。規格外のパワーを誇る佐々木洋監督の長男、麟太郎の打球が軽々ネットを越え、車を“破壊”する可能性があるからだ。

 岩手で急成長を遂げる左の大砲が放った打球は神宮に吹く逆風にも負けず右翼席で弾んだ。6―9の8回2死一、二塁。麟太郎が高めのボール球を叩き、滞空時間の長い同点3ランを放った。7点差を追いつく、高校通算49号。「逆転できると思っていた。ここで打って流れを持ってくるんだと。気持ちでスタンドまで運ぶことができた」と振り返った。

 直後に1点を勝ち越されて決勝進出はならなかったが、4回の第2打席で左足甲に死球を受けながら7回に左中間2点二塁打を放つなど3安打5打点。計3試合で2発を放ち、10打数6安打9打点をマークするなど全国の舞台で存在感を見せ「大事な場面で3番の責任を果たすことができたのは収穫だと思う」と手応えを口にした。

 今夏甲子園でサヨナラ本塁打を放った横浜の緒方漣ら同い年の選手が先に全国で活躍。「凄いなと。意識してます」と刺激に変えている。同じ1年生の広陵の4番・真鍋、九州国際大付の4番・佐倉も、この日の準決勝で一発を記録した。大阪桐蔭の左腕・前田を含め「麟太郎世代」が躍動する大会となった。

 東北大会を制したチームは来春センバツ出場は確実だ。「自分にはまだまだ足りないことが多い。スイングの力をつけること、変化球への対応。レベルを上げたい」と麟太郎。冬にさらなる成長を遂げ、甲子園に向かう。(川島 毅洋)

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