阪神ドラ1・森木 夢は沢村賞!進む由伸の道!!2年目から1軍定着目指す「完投して勝てる投手に」

[ 2021年11月24日 05:30 ]

高知城の前でガッツポーズを決める森木
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 目指すは沢村賞!阪神からドラフト1位指名を受けた高知高・森木大智投手(18)が23日、高知市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。最速154キロ右腕は、今季、沢村賞のタイトルも獲得したオリックス・山本由伸投手(23)を目標にすることを高らかに宣言。「由伸ロード」から日本一の投手を目指す。

 志は高ければ、高い方が良い。仮契約を終え、阪神の一員となった森木。目指すべき自らの理想像に重ね合わせたのは、日本球界の最高右腕だった。

 「山本由伸さんは勝てる投手だと思うので、そのような投手を目指したいと思いますし。自分自身完投したい思いもあるので。(タイトルは)沢村賞は獲りたいなと思います。プロ野球の中でも1番良い投手が選ばれる賞なので、そこを狙っていくというか獲りたいなと思いますし」

 先発投手のタイトル4部門を独占し、前日には沢村賞を受賞したオリックス・山本由伸をターゲットに定めた。森木は最速154キロを誇るドラフト1位右腕。慌てることなく、大きく育てようという明確な球団方針はあるものの、同じ高卒でも野手より投手の方が早い時期に台頭するケースが多い。その根拠を、矢野監督は次のように明かす。

 「ピッチャーは自分が変わらないから、レベルが高ければ抑えられる。自分が良ければ打者がアマチュアでもプロでも関係ない。だから出てくるのは早いし、森木もめちゃくちゃ時間がかかるとは思っていない。焦らすことはできないけど」

 山本も早い段階で1軍入りを果たしていた。1年目から先発として5試合に登板。リリーフに転向した2年目には54試合で4勝2敗32ホールド。パ・リーグの日本人最多となる15試合連続ホールドポイントを記録し、今に至る成功への流れをつくった。自身も同様のサクセスロードを描かずにはいられない。

 「自分も1年目から難しいとは思いますが、地道に努力して勝利に貢献できるように2年目、3年目を目標にやっていきたい」

 近未来への思いは森木も同じ。悠長なプロ野球生活を送るつもりは毛頭なく、一日も早い活躍を夢見ている。

 「先発して、プロ野球の各球団、セ・リーグのチームと対戦していたりとか三振取ってるイメージとか、勝ったときに喜んでるイメージとかしてます」

 高校時代は届かなかった甲子園のマウンドで、躍動する姿はイメージできている。幼少期、ウルトラマン好きだった少年は「由伸ロード」から、セ界へ羽ばたいていく。(石崎 祥平)

 ◇森木 大智(もりき・だいち)2003年(平15)4月17日生まれ、高知県土佐市出身の18歳。蓮池小1年から蓮池ホワイトシャークでソフトボールを始め、3年時に高岡第二イーグルスで軟式野球を始める。高知中では軟式野球部に所属し3年春夏の全国大会で優勝。高知高では1年春の四国大会からベンチ入りし2年秋からエースも甲子園出場なし。1メートル84、90キロ。右投げ右打ち。

 《先発三本柱に期待》森木を担当する山本宣史スカウトは、先発三本柱の結成を期待した。「将来的に、西純、及川とか、この3人ぐらいの若手でローテーションを回るような感じで、ある程度の段階で育っていってくれたらなと思っています」。森木から見て、2人はともに2学年先輩。投手王国を築き上げ、猛虎を最強軍団に変貌させたい。

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