オリックス・中嶋監督「ボールを速く見せる術、打ち取る術は、さすが」 石川の老練な投球に舌まく

[ 2021年11月24日 21:56 ]

SMBC日本シリーズ2021第4戦   オリックス1-2ヤクルト ( 2021年11月24日    東京D )

<日本S ヤ・オ(4)>初回1死一塁、吉田正(34)が三振に倒れガックリの中嶋監督(左から4人目)らオリックスベンチ(撮影・岡田 丈靖)
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 オリックスが、24日の「SMBC日本シリーズ2021」第4戦でヤクルトに1-2で敗れ、通算1勝3敗で崖っぷちに立たされた。

 中嶋聡監督(52)は試合後の会見で、ヤクルト先発の石川について「投球術ですとか、ボールを速く見せる術というか、打ち取る術は、さすがのピッチングだと思います」と称えるしかなかった。41歳10カ月での日本シリーズ勝利投手は1950年若林忠志(毎日)の42歳8カ月に次ぐ史上2番目の年長記録で、セ・リーグでは最年長記録となった。打線は5回までわずかに1安打。6回にワンチャンスをいかして1点を奪い、同点に追いついたが、結局は石川に6回を1失点に抑えられて試合の流れを奪われた。

 1得点しか奪えなかった打線について、同監督は「もう少し、的を絞っていけたのかなあとは思いますけど、まとまらず手を出してしまってるようにも見えますし、考えがまとまってない、昨日ミーティングをしていますけど、うまくできてないのかなあと思います」と、迷いがあった部分も指摘していた。

 また、先発で5回1失点と奮闘した山崎颯については「本当によく投げました。いいピッチングでした」と称えていた。

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