DeNA5位の深沢に指名あいさつ 夢は半永久欠番18「背負わせていただけるような投手に」

[ 2021年10月16日 17:05 ]

指名あいさつを受けた深沢(右)と担当した吉見スカウト(撮影・柳内 遼平)
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 鳳凰に由来を持つ名のごとく、羽ばたいてみせる。

 DeNAからドラフト5位指名を受けた専大松戸・深沢鳳介投手(3年)が16日、松戸市の同校で進藤達哉編成部長らから指名あいさつを受け「実感が出てきた。目標である最多勝を取れる投手になりたい」と決意表明した。

 最速144キロを誇るサイド右腕。切れのある変化球と制球力を武器に、今年の甲子園大会に春夏連続出場し、念願の指名を勝ち取った。

 中学と専大松戸で2学年先輩だったロッテ・横山からはLINEで「おめでとう」と祝福のメッセージを受け気持ちを高めた。

 三浦監督が現役時代につけた背番号18はつけるにふさわしい選手が現れるまで封印される半永久欠番。「背負わせていただけるような投手になりたい」と下位指名からの下克上を誓った。(柳内 遼平)

 ◇深沢 鳳介(ふかざわ・おうすけ)2003年(平15)11月5日生まれ、東京都江戸川区出身の17歳。第四葛西小1年から「雷サンダース」で野球を始め、上一色中では軟式野球部に所属。名前の字は父・竜之さんが「深い所からでも羽ばたけるように」と選び、読みは母・由紀さんが好きだったテレビドラマ「やまとなでしこ」で堤真一が演じた中原欧介に由来する。1メートル77、74キロ。右投げ右打ち。

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