阪神・大山 スタメン復帰へ16日最終チェック 矢野監督「いけるんちゃうかと思っている」

[ 2021年10月16日 05:30 ]

17日の広島戦出場は当日の状態次第
Photo By スポニチ

 阪神の矢野監督は15日、背中の負傷で3試合続けて欠場した大山の復帰について、16日に最終チェックする方針を明かした。

 「(試合が)2日空くんでね。その間でいけるんちゃうかと思っているけどね。今の時点での話なんで、先の事は分からないけど、俺の中でもそう思っている」

 幸いにも回復ぶりは順調だ。7日のDeNA戦で左脇腹付近に死球を受けた後も強行出場を続けた結果、12日の練習中に背中の張りを訴えて巨人戦を欠場。13日まではベンチ入りメンバーも外れた。14日も別メニュー調整ながら4日ぶりに試合前の打撃練習に参加。フルスイングではなかったものの、左翼席へ柵越えも放った。ベンチにも入り、出場機会はなかった。

 欠場前までは打撃好調だった。9、10月の32試合で打率・330、7本塁打。10月に限れば9試合で打率・371、4本塁打を誇っていた。得点力不足に苦しむだけに4番の不在は大きな痛手。逆転Vを狙う猛虎の命運は若き大砲の復帰が握っていると言っていい。

 16日は甲子園球場で全体練習を予定し、その場で回復具合を確認。あくまで最終判断は当日の状態次第ながら、17日の広島戦で先発復帰を目指したいところだ。残り8試合。虎打線のキーマンが奇跡の扉を開く。(山本 浩之)

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月16日のニュース