9連敗中の巨人、ヨーイドンで即失点 勝ち頭の高橋が開始2球目先頭弾から4失点 1回もたずKO

[ 2021年10月16日 14:24 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2021年10月16日    東京D )

<巨・広25>初回、菊池涼の適時二塁打で西川(右)の生還を許した高橋(撮影・島崎 忠彦)
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 9連敗中の3位・巨人はクライマックスシリーズ(CS)進出を争うライバルの4位・広島とホームで対戦。リーグトップタイの今季12勝目を目指して先発登板した高橋優貴投手(24)が開始わずか2球で先制を許して4点を失い、1回もたずにプロ最短KOされる苦しいスタートとなった。

 今季カード最終戦となった直接対決。中5日で先発マウンドに上がった高橋だったが、初回、1番・宇草に1ボールから投げた2球目、真ん中付近の143キロ直球を右中間スタンド中段に運ばれた。

 開始わずか2球で浴びた先頭打者弾。2番・小園は低めの142キロ直球で見逃し三振に仕留めたが、3番・西川、4番・鈴木誠にはともにスライダーを連打され、一、二塁。早くもブルペンでリリーフ陣が準備を始める中、坂倉は右飛に打ち取り2死一、三塁としたが、6番・菊池涼には左翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれて2点目を失った。

 ここで桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに向かってひと呼吸入れたが、7番・林に中前2点適時打され、4失点。8番・石原に6安打目となる右前打を許して2死一、二塁とすると、ここで原監督がベンチを出て2番手左腕・戸根への投手交代を告げた。

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