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巨人 9連敗でついに借金…坂本、岡本和、中田が競弾でも勝てず 原監督「8点取られたら9点取らなきゃ」

[ 2021年10月16日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人7ー8ヤクルト ( 2021年10月15日    神宮 )

<ヤ・巨>スコアボードを見上げながら引き揚げる原監督(撮影・森沢裕)
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 9連敗で巨人が借金生活に突入した。7点を奪いながら負けた。原監督は「8点取られたら、9点取らなきゃならない。野球というのは投打で勝っていくわけだからね」とかみ合わない歯車を表現した。原政権下では4位だった06年以来15年ぶりの9連敗となった。

 危機感を示す事象があった。初回。坂本の右越え19号ソロで先制した場面だ。チーム4試合ぶりの本塁打。みこしを担ぐ「わっしょいポーズ」をせず、ベンチのナインと手を合わせていった。岡本和が左越え39号2ランで続くも、手の甲を重ねるだけ。初回だけで10試合ぶりに3得点以上したが、浮かれた様子などなかった。

 球団最悪の13連敗を喫した17年以来の大型連敗。原監督は前日、「俺も忍耐力がついた」と語った。この日は試合前、三塁ベンチの手すりに腰掛け、打撃練習を見守った。「ここまで来たらじっくり待つ。焦らせない方がいい。そしてワーッと行った方がいい」。鳴かぬなら鳴くまで待つ姿勢でCSの短期決戦を見据える。

 岡本和はヤクルト・村上の前で、71打席ぶりの一発で本塁打リーグトップに並び、並んでいた打点も110で再びリードした。8回は中田も9月23日の広島戦以来の3号ソロ。原監督は「少し動きましたね。必死にやっていた」と語ったが、坂本を含めた3人の初めての本塁打そろい踏みでも勝てなかった。

 「まあ1試合だからね。また続くわけだから」と指揮官。借金4の3位でCS進出した18年を繰り返すのは避けたい。残り5試合。16日は4ゲーム差に迫られている4位・広島と戦う。(神田 佑)

 ≪最多貯金「15」から屈辱転落≫巨人は9月2日に52勝37敗13分けで今季最多タイの貯金15としていたが、以降、7勝23敗6分けの大失速。この日で59勝60敗19分けと負け越しに転じた。巨人が同一シーズンに2桁貯金から借金生活へと転落するのは、06年に最多貯金14から借金14でシーズンを終えて以来15年ぶり2度目。貯金15は06年を上回る最多貯金からの借金転落の屈辱となった。

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