早大が9回2死無走者から大逆転!4番・今井脩斗が2発4安打5打点に「言葉にならない」

[ 2021年10月16日 17:48 ]

東京六大学野球・第5週第1日   早大8―5明大 ( 2021年10月16日    神宮 )

<明大・早大>9回、最後の打球を処理しガッツポーズをしながら一塁ベースを踏みに行く今井(左)(撮影・木村 揚輔)
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 早大が土壇場からの大逆転勝利を飾った。

 入学時からの目標だった4番に、初めて座った早大・今井脩斗(4年・早大本庄)は高ぶる気持ちをバットに乗せた。4回に左越え2ソロを放つと、6回には中越えに2打席連発。8回に追撃の左前タイムリー。そして、仕上げは9回だった。

 2点差のまま2死無走者と追い込まれた。四球と連打で1点差とすると、今井が右越えに逆転2点二塁打。「みんながつくってくれたチャンス。何としても打ちたかった。言葉にならないくらいうれしかった」。4安打5打点の大暴れで打率・636、3本塁打、14打点。打撃3部門でトップに立った。

 野球は大学までで区切りをつける。「謳歌すると言うか、有終の美を飾れるように」と今井。小宮山悟監督は「最後は素晴らしい試合だった。今井はバットを持たせたらプロレベル」と称えた。

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