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ラオウ衝天32号でオリ再進撃!4番の特大3ランがチームを鼓舞して連敗脱出 残り6試合“前進あるのみ”

[ 2021年10月16日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3ー0日本ハム ( 2021年10月15日    札幌D )

<日・オ>4回無死一、二塁、先制3ランを放ちポーズを決める杉本(撮影・高橋茂夫)
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 オリックス・杉本裕太郎外野手(30)が15日の日本ハム戦で本塁打王争いを独走する決勝32号を放ち、3連敗からの脱出を決めた。4回無死一、二塁から左翼席へ特大弾を運び、4試合ぶりに先制。2位・ロッテに優勝マジック点灯を許す窮地で鼓舞した。首位の座は譲らず、条件次第で、17日に“マジック返し”が可能。悲願の25年ぶりリーグ優勝を諦めない。

 暗雲漂う不穏な空気を、一振りで吹き飛ばした。自力V消滅ショックに揺れるオリックスを救ったのは、ラオウこと杉本だった。決勝32号3ランを左翼席上段まで運んだ。

 「今日、伊丹空港のスタバで(松井)雅さんが“エスプレッソアフォガードフラペチーノ”を買ってくれたので、そのおかげだと思います。トール(中)サイズです」

 打球は特大だ。4回に連続四球で得た無死一、二塁。「甘い球が来たら積極的に振っていこうと思っていました」。一瞬の隙も見逃さない。立野の初球、真ん中入ったフォークを強振。札幌ドームの天井をなめるようにアーチを描いた。ダイヤモンドを一周してベンチ前で昇天ポーズ。ラオウの名言「おれに後退はない。あるのは前進勝利のみ!」とばかりにチームを鼓舞した。

 これでソフトバンク・柳田に5本差をつけてリーグトップを独走。球団では10年33発のT―岡田以来、日本人右打者に限れば、阪急時代の73年に球団記録43発を放った長池徳二以来48年ぶりのタイトルが近づいてきた。

 緊張感が増す最終盤でも、真価を発揮できる理由がある。「5年間、1軍の試合を自宅のテレビで見るのはつらかったです」。歯がゆい思いを募らせた2軍暮らしの日々を糧に4番が似合う男に成長した。

 「スゴく野球が楽しい。プレッシャーもありますけど、考えても結果は出ないので、楽しんでやる」

 3連敗で止め、16日の先発は球団タイ記録14連勝中の山本だ。中嶋監督は「一つ勝って明日いけるのは本当に大きい」とうなずいた。まだ首位にいる。残り6試合。優勝マジック前進のロッテに食らいつくだけだ。(湯澤 涼)

 《17日M点灯も》オリックスが勝利して首位をキープ。依然として2位ロッテにマジック8が点灯しているが、両軍ともに最短Vは20日で変わらない。オリックスの自力V復活は最短17日。16日からオリックス2勝ならロッテが1敗1分けか2敗でオリックスにM4点灯。オリックス1勝1分けならロッテ2敗&楽天1分け以下で同じくM4が点灯する。

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