阪神ドラ1・森木大智は心も体もイケメン 愛される18歳にラーメン店主もベタ褒め「気配りできる子」

[ 2021年10月16日 05:30 ]

軽めにキャッチボールをする高知・森木
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 阪神からドラフト1位指名された高知・森木大智投手(18)の「勝負飯」は高知県土佐市にある「とん吉」のラーメンだ。幼少期から足しげく通うなじみのラーメン店の店主・梅木秀子さん(67)が知る素顔を明かした。チームメートも最後まで周囲への感謝を忘れなかった姿勢を証言した。

 ドラフト会議から一夜明けた12日のことだ。野球部のグラウンドで取材に応じた森木が行きつけのラーメン店を紹介してくれた。

 「僕が一番好きなのは、小さいときから行っている、家の近くにある『とん吉』っていうラーメン屋さん。小さいときからお世話になっている」

 国道56号沿いの赤いのれんのかかるラーメン店に“原点”がある。小学校に入学する前に近隣のスイミングスクールに通っていたころ、送り迎えをしてくれた祖母に連れられて通い始めたのがきっかけだった。店主の梅木秀子さんが10年以上の交流を明かした。

 「いつも“ありがとう”って言って帰る。気配りのできる子。“もし、プロ野球選手になったら宣伝してね”って言っていたら、もう宣伝してくれて。ビックリしました」

 7月の高知大会は決勝で明徳義塾に敗退。悲願の甲子園に届かなかった。数日後に来店した際、孫と親交があり、森木のチームメートである内野手の野村祝杜(しゅうと)さんが集合写真に写っているのが話題になった。すると翌日には野村さん本人を伴って「連れてきたで~」と再来店。“最後の夏”が終わって悔しさが残る中でも、そんな気配りができる若者だ。

 野球部を引退した際、梅木さんは「お疲れさま」とそっと唐揚げをプレゼントした。直近ではドラフト会議2日前の9日に両親と姉の家族4人で来店。味噌ラーメンと唐揚げを注文して運命の日へ験担ぎした2日後、阪神から1位指名された。

 高知中3年の夏に軟式で150キロを計測して「スーパー中学生」として全国に名前をとどろかせた。入学時から有名でも、鼻にかけることはなく、チームメートへの気配りも欠かさなかった。同期で内野手の城田聖浩さんは「(チームで)一番謙虚です。(決勝で敗れた)最後も全員に“ありがとう”って声をかけていた」と振り返る。ともに戦ってきた仲間へ感謝の気持ちを伝えたという。

 梅木さんは「けがせんように焦らずゆっくりと頑張ってほしいです。あの子、なんでもできるんでね」と優しくエールを送った。森木の右腕には地元・土佐の夢と希望が詰まっている。(須田 麻祐子)

 【森木 大智(もりき・だいち)】
 ☆生まれ&サイズ 2003年(平15)4月17日生まれ。高知県土佐市出身の18歳。1メートル84、90キロ。右投げ右打ち。

 ☆球歴 蓮池小1年で「蓮池ホワイトシャーク」でソフトボール、3年時に「高岡第二イーグルス」で軟式野球を始める。高知中では3年時、軟式球で150キロを計測。高知高では1年夏からエース。甲子園出場はなし。最速154キロ。

 ☆憧れ 藤川球児(阪神)を見て野球を始め、現役では吉田輝星(日本ハム)。

 ☆好きな食べ物 かつお、あさり、唐揚げ。ラーメン店「とん吉」の味噌ラーメン半チャーハンセット。

 ☆好きなアニメ 東京リベンジャーズ。アニメも漫画も見ている。好きなキャラクターは龍宮寺堅(ドラケン)。

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