阪神・近本 執念スーパーキャッチ!フェンス激突も福留の大飛球捕った!打でも1番の役割きっちりマルチ

[ 2021年9月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-2中日 ( 2021年9月22日    バンテリンD )

<中・神>8回無死、福留の打球を好捕する近本(撮影・椎名 航)
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 勝利への執念がにじみ出た。阪神が1点差に迫った8回の守り。先頭・福留の大飛球が、右中間を襲った。近本が右手を目いっぱい伸ばしジャンプすると、そのまま外野フェンスに激突。中日からはリプレー検証が要求されるほど紙一重だったが、文字通りのスーパーキャッチで未然にピンチの芽をつみ取った。

 打撃でも1番の役割を果たした。まずは0―2の8回。先頭で又吉のスライダーを左前打し反撃の起点をつくると、1死一、二塁からマルテの左前適時打でホームを踏んだ。3回の左前打とあわせ、2試合連続マルチ安打をマーク。井上ヘッドコーチが「今は調子がいい」と語ったよう、連続試合安打も7に伸びた。打率は・314まで上昇。リーグ4位ながらトップの広島・鈴木誠に1厘差まで迫った。

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